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鈴鹿:御在所岳

中道から。少なかった中道のアカヤシオの花は散ってしまった。下山後、日野祭の宵祭へ見物に行った。

登山日
2024年5月2日木曜日
ルート
ロープウェイ駅-中道-御在所岳-ロープウェイ

中道

ロープウェイ駅の駐車場に8時過ぎに到着したが、この時刻の自動車は少なくて普段の平日と変わらない。今日は連休期間の平日だが、休みを取得できる人は僅かで、あとはトヨタカレンダーで強制される人とか、毎日が日曜日の年寄りくらいなのだろう。

開店前の売店には、早過ぎる時刻に到着した家族連れや、待ち合わせらしい登山者、準備中なのか大石焼のオヤジさんが見える。温泉道路を歩いて中道へ向かった。

写真1 アオダモ写真2 ミツバツツジ

蔵之助前の白いシャクナゲの花は散った。一ノ谷茶屋跡ではアオダモが咲いている。枝先に花がひとつあるミツバツツジの花も咲き始めた。アカヤシオと同時期の咲く花ふたつのミツバツツジとは種類が違うのだろうが、調べてみても同定できそうにない。

終点の駐車場は余裕があるが、スカイライン側は満車で道路脇へと溢れ出していた。

写真3 七合目から写真4 七合目過ぎのシロヤシオ

中道を登った。今日は重いフルフレームのデジカメを持参した。記録写真には過分なものだと思うがザックから出す機会が少ない。裏年だった中道のアカヤシオは散っており、七合目から見上げても中道に花色はなし。その先で新葉を展開していたのはシロヤシオだが、こちらにもツボミがほとんどない。

御在所岳

山頂では早咲きのアカヤシオは散っているが、開花が遅れて良く咲いているものが僅かにある。いずれにせよ寂しい。

写真5 アカヤシオと釈迦ヶ岳写真6 国見岳
写真5 アカヤシオと釈迦ヶ岳写真8 ロープウエイから大黒岩、鎌ヶ岳

周辺の山にもアカヤシオの花色は見えない。探せば国見岳山頂に白い服装の登山者が目立つばかりだ。前回のコガラは姿が見えない。

早々にロープウェイで下山した。年間パスポートの有効期間の内は利用しよう。下山の待ち行列(11:35)は13分待ちだったが単独でゴンドラに乗せてくれた。まあ、カップルと一緒にこんな爺さんを乗せては御在所ロープウエイの評判が落ちるだろうが。

下山後、日野祭の宵祭を見物するために、鈴鹿スカイラインを日野町へ向かった。

行程表

8:18御在所ロープウエイ駐車場、出発
8:55鈴鹿スカイライン、中道登山口
11:15富士見岩

日野祭・宵祭

日野祭は馬見岡綿向神社の春季例大祭。日程は2日~4日で、今日2日は宵祭になる。午後から西之宮神社の祭礼があり、馬見岡綿向神社から神輿一基が渡御する。夕方からは各町内で山車が引き出されるが、通行止にされた「札の辻」には七基の山車が引き出されて賑やかだった。

写真9 西大路曳山写真10 馬見岡綿向神社
写真11 仕出町曳山写真12 岡本町曳山

宵祭の写真(山麓徘徊 2024-05-02)を何枚か置いておく。20時前に引き上げて鈴鹿スカイラインを帰った。

夜間に何度か通過しているが、照明がない鈴鹿スカイラインは気を遣う。大河原を通過すると急カーブ2ヶ所に街路灯があるが、これ以降は真っ暗になる。次の街路灯は旧料金所の閉鎖ゲートに1基があり、その直近の電話ボックスにも照明が灯っている。鈴鹿スカイラインの無料開放から27年が経過して、何もないところに残る電話ボックス。もし人影があったなら逃げるしかなかろう。現在も通話範囲外なので、ゲート管理のために残したのか。これ以降、武平トンネルまで街路灯はない。

覚悟はしていたが深山橋付近でシカ一頭が飛び出した。2m手前で停止できたが、今回は若いシカだった。大河原から武平トンネル(20:40)までは走行する自動車と出合っていない。そのトンネルを抜けると伊勢側の夜景にほっとする。ヘッドライトの範囲しか見えない滋賀県側とは大違いだ。

現地不案内につき、日野町役場に自動車を置いたりしたので歩行距離が長くて疲れた。明日は本祭だが、これは次の機会にしよう。日野町往復は疲れる。

(作成 2024.05.03)