鈴鹿:御在所岳
中道と久しぶりの表道で体力維持登山。ダイモンジソウが咲き始めた。
- 登山日
- 2021年9月13日月曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-表道
中道
天気が回復予報の月曜日、8時30分の中道駐車場は駐車率7割を超えた感じで、まだ自動車が入ってくる。増えた体重と重めの荷物で出発した。


中道を登るがペースは上がらない。立ち止まれば風がとても涼しい。ロープウェイ下に来ると赤いゴンドラが見えない。登山道から東の電信柱へ行って見下ろすと、御在所ロープウエイの駐車場はガラ空きだ。強風運休なら、この時刻は残念でしたの観光客がいるはずなので、定期点検による運休らしい。失念していた。下山をサボれない。




ボチボチ歩いて立ち止まれば涼しい風がたまらない。気持ち良い冷気を満喫するが、胸突八丁の急坂ではオバチャンから励まされる始末。
八合目先のテラスで休憩。真東から少し北寄り、木曽三川の河口部の左遠方に富士山が見えるような、そうでもないような。こんな陽射しもない薄曇りの空が200キロ余り離れた富士山まで続いている。御嶽山、白山はもちろん乗鞍の左の山々も見えている。振り返れば背中側のアカヤシオは既に新芽をつけていた。
歩行再開。追い抜いていった若者三人組がガレ左側の固定ロープを登っていく。当方は元気がないので、左のササ藪の中を富士見岩に直行した。そこでは胸突八丁で追い越していった親父さんが「富士山が見える」という。皆、考えることは同じ。
駐車場から富士見岩まで3時間44分を要した。新記録かも知れない。出合った登山者は登り28人、下り8人ほど。
御在所岳
朝陽台を徘徊する。舗装から出ればシカのフレッシュな糞が散乱している。ロープウエイの駅舎はシャッターが閉ざされて貼り紙がある。「ロープウエイ機械設備工事」のため営業休止とのこと。例年、定期点検は初冬の時期だったか。



旧カモシカセンター前に下りるが誰もいない。それでも軽四トラックが走行し、駅舎の照明は点灯されている。時刻が遅いので三角点は止めて久しぶりに表道を下山した。
表道
表道を下れば僅かばかりのダイモンジソウがある。既に咲き始めているが曇り空なので冴えない。








擁壁最上部の階段と手摺りが現れると「百間滝見晴台」の標識と不動明王の石像があるが少し茂っている。そして、石像の右腕下に穴が幾つもある。過去に右脇腹を補修したような痕跡があるのだが、これは良く分からない。(穴なし写真は前回のもの)
木の根階段を急下降して落石防止ネットのワイヤーロープが現れると、右側の木が伐採されて切り株が残っている。迂回路のつもりか。邪魔なら枝を払うだけでも充分と思えるが違うのか。鈴鹿スカイラインが現れたところで舗装路へ逃げた。もう山道はこりごり。
百間滝橋の西側駐車場に現場事務所と工事関係者の自動車が置かれていた。自動車は五台しかないが、一般利用者は置きにくい雰囲気。現場は橋の東側。落石防止柵の設置工事とのことで片側車線が規制されている。工期は11月1日まで。国土強靱化対策工事と案内されているが中身は普通の道路工事だ。
行程表
8:34 | 中道駐車場、出発 |
12:18 | 富士見岩(山頂朝陽台) |
13:07 | 表道下山口 |
14:45 | 鈴鹿スカイライン |
15:23 | 中道駐車場 |