大門山(四日市市)
概要
四日市市川島地区の大門山(標高91.2m)に地元が整備した「散歩道」があり、駐車地からヤグラが組まれた山頂まで40分ほどで往復できる。
案内版には「大門山は大正時代に大阪の『米相場』を東京へ知らせるための桑名~名古屋への中継地点で『のろし場』として活用され旗振り山と言われてきました。」とある。鹿化川の桜並木や、川島町のシデコブシ自生地の直近なので併せて歩ける。
2016年3月26日



かわしま園団地の広い舗装路を西へ歩くと鹿化川に架かる小橋に案内版がある。ここに自動車1台を駐車可能。或いは広い舗装路に駐車場所を求める。
案内版のイラスト地図は上端が南。小橋を渡り農道を歩けば要所に「大門山」の標識がある。スギの植林帯を抜けて右前方に茶畑が現れると右折する農道と別れる。ここには標識がなくて戸惑うが、散歩道は茶畑の南側で右折して東西の尾根を西へと進む。右折すると「大門山への登り口」の標識があるが遠方からは見えない。





竹林の尾根を西進すると、南斜面に茶畑が現れて「別所谷」標識が南を指している。やぐらがある山頂はこの標識から僅かの距離だ。山頂からの展望はいまひとつ。北東方向が切り開かれているので川島方面や多度山を見ることが出来る。西の鈴鹿山脈は立木に塞がれているが、野登山周辺を見られる。
案内版には山頂から西は「整備中の為通行不可」とあるが、2014年4月には歩いている。今回は別所谷標識から南へ降りた。しかし、標識にある「山の神」は見つけられぬまま農道へ降りてしまう。引き返すのは嫌だったので、別所谷の集落から「大門山への登り口」の標識まで登り、往路を引き返した。ヒザを痛めており自重しているが、この程度なら大丈夫。
行程表
16:58 | 案内版出発 |
17:10 | 大門山山頂(17:10-17:15) |
17:36 | 案内版帰着 |
(作成 2009.05.03、更新 2016.03.27)