佐藤醸造・甚目寺観音
2013年11月17日、名鉄沿線ハイキングで七宝焼アートヴィレッジ、佐藤醸造、明眼院、甚目寺観音を巡り、さらに漬物の神様・萱津神社へ足を伸ばした。
- ルート
- 七宝駅-七宝焼アートヴィレッジ-佐藤醸造-明眼院-甚目寺観音-萱津神社-須ヶ口駅
名鉄沿線ハイキング
名鉄のハイキングコースは、七宝駅から甚目寺観音・甚目寺駅まで。「懐かしのフレーズ『ママの味七宝みそ』を求めてコース」である。
地図を受け取って七宝駅を出発。駅から南下して、沖之島地区の神明社、芳春院(柴田利家の正室・お松の方)の生家に立ち寄る。何故か、あま市の公認キャラクター・あまえん坊(地味だ)に見送られる。徳聞霊人、木曽御岳本教明栄ろ組協会総本部の幡・看板を見て沖之島交差点を右折。ハイキング参加者の行列が続く。

七宝焼アートヴィレッジの敷地内では朝市。館内では七宝焼(尾張七宝)の歴史、製法、製品が展示され、売店が併設されている。七宝焼の表情が暗くなる原因が、釉薬の下の銅色にあることを知る。廉価なネクタイピン3個を購入して佐藤醸造へ向かう。



七宝みそ・佐藤醸造では振る舞われた味噌汁を食べ、大型樽が並ぶ工場を覗き込んだ。醪など卓上に置いて説明している。庭では愛知県味噌溜醤油工業協同組合の売店が賑やか。当蔵元以外の製品も多数が並び、半被姿の人たちが景気良くやっている。組合設立60周年行事として名鉄ハイキングの5コースに協賛とのこと。イベントらしい雰囲気だ。


「日本最古の眼科治療院とされ、明治の初め頃まで治療がおこなわれていた」とハイキング地図にある明眼院(大治町馬島)を経由して終点の甚目寺観音に到着。境内は神仏のデパート状態だ。






境内では、途中で配布していた番号札で抽選。醤油1本をもらった。サービスの良いことではある。名鉄ハイキングはここまで。
萱津神社


甚目寺の東門を出て、甚目寺駅への曲がり角を見送り、萱津神社へ向かう。ふっと商店前で見上げた看板には「佐藤醸造」と見える。傷んでいるが、まだ残っていますか。
高蔵製作所の前を通過し、五条川の手前で右折、堤防上を南東に歩けば名古屋駅の高層ビル群が見える。「萱津社史跡阿波手森」の石碑があり、稲刈り前の黄色い稲穂の向こうに萱津神社の社叢がある。萱津神社は唯一の漬物の神様。夏の祭礼では、時代装束で漬け込みが行われる香の物殿は静か。境内のイチョウの黄葉が意外と早い。


須ヶ口駅まで15分程歩いて本日はお仕舞い。商店が並ぶ美濃路を名古屋城まで歩きたいのだが、次の機会に。