室生:倶留尊山
6月の曽爾高原から倶留尊山を往復した。お亀池に水がある緑の草原が良い。
- 登山日
- 2026年6月16日火曜日
- ルート
- 曽爾高原-二本ボソ-倶留尊山-二本ボソ-亀山-曽爾高原
曽爾高原
曽爾村の太郎路から曽爾高原へ東進して終点の有料駐車場に到着した。火曜日9時前の駐車場内には数台の自動車が置かれてるだけだ。少し歩けばお亀池を中心にした緑の草原が広がる。これは毎年の山焼きにより維持されている風景だ。


40年程前に香落渓・室生寺の紅葉見物で立ち寄ったとき、お亀池に水がないススキの草原はホコリっぽいだけの印象で、池に水がある季節に来たいと思ったものだ。今日、再訪できたが、天気予報が外れて曇り空になった。この時期の天気予報は朝令暮改で充てにならない。
草原の一部ではススキの穂が出始めた。歩道沿いはススキやシダで、僅かなアザミの花を除けば派手な花は見られない。

階段道を登れば、奈良県・三重県の県境にあるお亀峠から草原全体を見渡せる。三重県側はヒノキの植林があるので展望はない。
倶留尊山
県境を北へ登ると、930mで奈良県側もヒノキの植林になって展望がなくなる。二本ボソ996mの頂上には料金小屋があり、平日でも係員が入山料500円を徴収していた。帰路に渡されたチケットの半券を差し出す仕組みだ。


小屋の裏には荷揚げ用のモノレールがあり、その先の「二本ボソ」の石積みから倶留尊山の山頂を見られる。傾いたような違和感がある形だ。ここで雑木林に変わった。
シャクナゲの鞍部に下り、土曜日の疲れがあるのか我慢の登りで倶留尊山の山頂に飛び出した。小広い平坦地で三角点があるけれど展望は良くない。三重県側は雑木が繁茂して断崖であることを意識させない。モチツツジの花が残っており、エゴノキの白い花を咲かせた枝が風にふわりと動く。暑くないことが幸いか。
帰路、二本ボソに「イワシの口」とあるので行ってみると、三重県側に突き出した展望地で高度感があり、大洞山、尼ヶ岳や高見山地の山々を見渡せた。


10人余りの登山者と出合いながらお亀峠へ近づくと、30人ほどの小学生が亀山へ出発していく。見下ろす「曽爾青少年自然の家」にバス2台が見えた。亀山で休憩する子ども達の間を抜けて階段道を下り駐車場へ戻る。この道は展望がなくなるので往路を引き返した方が良かったかも知れない。駐車場は上段が六割程度の駐車率、手洗いがある下段はガラ空きだった。
自動車で「お亀の湯」へ移動して入浴。「ナトリウム一炭酸水素塩泉」とのことで、アルカリ性が強いのか肌はツルツルになる。食事はお高いので昼飯抜き。ところが評判の草餅屋は本日休業で残念でした。
名張市内で初代斎王・大来皇女の発願による「夏見廃寺跡」に立ち寄り、酒屋で木屋正酒造の「高砂」を入手した。製造日(瓶詰め)6月のものが出てきたのは良いことだ。これが今日の本当の目的だったりする。
「豆狸が徳利持って酒買いに~」(怪異・妖怪伝承データベース)
行程表
| 8:46 | 駐車場、出発 |
| 9:13 | お亀峠 |
| 9:42 | 二本ボソ・料金小屋 |
| 10:18 | 倶留尊山(10:18-10:25) |
| 10:54 | 二本ボソ・イワシの口(10:54-11:02) |
| 11:25 | お亀峠 |
| 11:50 | 亀山 |
| 12:08 | 駐車場、到着 |
自宅~曽爾高原:走行距離102km、所要時間2時間30分(国道1号→名阪国道→名張→県道81号)