鈴鹿山脈/登山日記/山行記録/多摩:高尾山・森林総研多摩森林科学園 2023-04-13

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多摩:高尾山・森林総研多摩森林科学園

高尾山口駅から高尾山(599m)の山頂を往復した。登りは1号路を、下山ではケーブルカーを利用した。下山後、森林総合研究所の多摩森林科学園を訪れた。

登山日
2023年4月13日木曜日
ルート
高尾山口駅-1号路-高尾山薬王寺-高尾山-ケーブルカー-高尾山口駅

高尾山

東京での仕事のついでにと思い、天気の都合で、その前日に有名観光地である高尾山に登った。平日だが大学生の遠足があり混雑していた。

写真1 ケーブルカー清滝駅写真2 1号路登山口

四日市の自宅から最も早い公共交通機関のルートを選択し、9:19に京王電鉄の高尾山口駅に到着した。駅前には桐蔭横浜大学の旗を持った団体がいる。登山口で身支度をしていると、その団体が舗装された1号路を登るので見送った。大学も遠足だろうか。不動院を参拝し、飯縄権現祠や東海自然歩道起点の石標を見て1号路を登る。

沢沿いの道にはニリンソウやムラサキケマンが咲くが、日当たりが良くなるとシャガの花がいっぱいだ。舗装路を離れて金比羅社へ行けば都内の展望が少しあるが黄砂で透明度が低い。1号路へ戻れば間もなくリフトの山上駅を左に見てケーブルカーの高尾山駅に到着した。

写真3 金比羅社写真4 浄心門
写真5 純奈幹の参道写真6 山門
写真7 小天狗像写真8 大天狗像

天狗焼(鯛焼きの天狗バーション)を食べて、高尾山薬王院の浄心門・神変堂、男坂、杉並木の参道、山門と進めば、大天狗・小天狗の像があった。平成17年に造立とあり新しいものだが、なかなかに格好良い。

写真9 高尾山薬王院・本堂写真10 本堂にて

右折して急な石段を上がり、大天狗・小天狗がいる朱色の仁王門を通過すれば本堂がある。本尊は飯縄大権現。意外と大きな建物で南無飯縄大権現の赤旗が立ち並ぶ。こちらの飯縄大権現は不動明王の変化身とのこと。

写真11 本社(飯縄権現堂)と小天狗写真12 福徳稲荷
写真13 福徳稲荷にて写真14 石段
写真15 石段写真16 富士浅間神社

狭い急階段を大学生に混じって登ると彩色された飯縄権現堂の前に出た。薬王院の境内案内図では「御本社」となっている。左手には、飯縄大権現や福徳稲荷の神額があげられた小祠がある。

再度、急な石段を登れば赤い不動院と、その背後に冨士浅間神社があって建物はおしまい。舗装された歩道が高尾山の山頂まで続いた。

写真17 高尾山山頂写真18 高尾山山頂
写真19 高尾山山頂写真20 高尾山山頂

高尾山の三角点周辺には大学生の人だかり。異様で接近できない。残念ながら晴れているが富士山は見えなかった。黄砂なのだろう。朝の新幹線からは良く見えたけれど。

往路を引き換えして、1時間に四本のケーブルカーで下山した。1号路は全行程が舗装などされている。目立たない感じのローカットのハイキングシューズで歩いたが足腰への負担がつらかった。

森林総合研究所 多摩森林科学園

高尾山口駅から高尾駅に移動し、北口から徒歩10分ほどで森林総研の多摩森林科学園に到着した。入口付近にはハイキング姿の高齢者が多数いる。ベンチでの食事は可なので駅前のコンビニで購入したおにぎりを食べて出発した。

高低差50mほどの広い園内には歩道沿いの樹木に銘板や解説が付されている。特に、サクラの保存木を見るには良い機会。もっとも、同園の開花情報では72種のサクラのうち半数以上が終了しているのだけれど。今年のサクラは開花が早かった。スダジイもタブノキも分からないけれど、13:20頃に第一樹木園から歩き始めた。

写真21 カツラ写真22 ホウノキ
写真23 サクラの保存木写真24 サクラの保存木
写真25 サクラの保存木写真26 サクラの保存木

結果は時間切れ。閉園時刻は16:00。第一樹木園を周回後、サクラの保存木エリアに直行した。サクラの保存木だけでもエリア周回に3時間は必要。高木を見上げて双眼鏡などで観察するなら、園内全体で1日になりそう。そして、かなりの運動量にもなる。仕事関係のものをザックに入れて高尾山も歩いたので疲れた。

園内地図の56番の高所歩道から下りる付近に「高野姥 Takano-Uba」を見つけた。満開だ。「サトザクラ '関山'」とあり永源寺(滋賀県東近江市)から持って来たものらしい。

行程表

9:301号路登山口、不動院、出発
9:57金比羅社(9:57-10:07)
10:28ケーブルカー高尾山駅
11:05高尾山薬王院・本堂
11:35高尾山・山頂(11:35-11:47)
12:16ケーブルカー高尾山駅
12:37ケーブルカー清滝駅、着
12:45高尾山口駅、着
(作成 2023.04.16)