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養老:多度山

雪の多度山(403.3m)から、暮れゆく名古屋市街の明かりを眺めた。

登山日
2005年12月20日水曜日
ルート
多度大社-愛宕神社-多度山-車道-多度大社

記録

昨日の名古屋は58年振りの大雪。朝には、20センチほどの積雪があった。しかし、近鉄名古屋線の車窓から見る限り、桑名より南ではあまり積もっていない。それでも、国道258号線から多度へ入ると道路脇に雪がたっぷり残っている。多度大社の駐車場を出発して観音堂の前から山沿いの車道を歩き、愛宕神社から雪の登山道へ入った。

写真1

雪道のトレースを追って5合目で日当たりの良い尾根に乗ると、登山道の雪は溶け始めている。しかし、最後に電波塔の右側に出ると北風が吹き付けた。さすがに寒い。30センチくらいの積雪がある広場を横断して、山頂の高峰神社へ向かった。

神社脇の展望台からは木曽三川と尾張平野を眺望できるが、伊勢湾は木立が邪魔でほとんど見えない。予定通りに日暮れを待てば、名古屋駅のツインタワーが夕日に染められる。やがて、あちら、こちらと明かりが灯り始めた。

写真2
写真3
写真4

輝く名古屋の市街地まで少し距離がある。足下の木曽三川は暗くて寂しい。展望台には屋根があり、神社の建物が風よけになってくれる。

ヘッドランプを点灯して車道を降った。途中の第2展望台などから見る夜景は、多度の街明かりが近くて好ましい。人の生活が直ぐそこにあることを感じる。愛宕神社を経由して暗い道を歩けば、ようやく前方に観音堂の明かりが見えて、終点を教えられた。

写真5

写真は上から、1:多度山上公園、2:JR名古屋駅ツインタワー、3:木曽三川公園(展望タワー)、4:名古屋遠景(夜景)、5:多度大社である。

行程表

14:38多度大社・駐車場
14:48愛宕神社
15:125合目
15:40山頂・高峰神社(15:40-17:45)
18:50多度大社
(作成 2008.12.26、改訂/書式等 2012.07.07)