1. 鈴鹿山脈/登山日記

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  3. 2002年1月2日

伊勢:桝形山

松阪市の北端近くにある桝形山(312.6m)を訊ねた。良いハイキングコースがあり、山頂の阿坂城(白米城)跡は伊勢湾の展望台となっていた。

登山日
2002年1月2日木曜日
ルート
浄眼寺-桝形山-浄眼寺

記録

写真1写真2写真3

松阪市の北端近く、堀坂山、観音岳の北方にある桝形山には、東の正法山浄眼寺からハイキングコースがある。

「岩倉口」バス停から西へ入り、伊勢自動車道の下をくぐると浄眼寺に到着した。10台分ほどの駐車場があり、設置されトレッキングコースの案内板によれば山頂まで約40分だ。

駐車場の出口から広い道を登る。途中で小野町への分岐があるが、指導標があり問題ない。あとは1本道で山頂部にある「国指定史跡 阿坂城跡」の説明板の前に着く。説明板には、北畑満雅が足利幕府軍に飲料水を絶たれたとき、馬の背に白米を流して水があるように見せかけたことなどが書かれている。

山頂部には南と北に城跡がひとつづつある。目前の北の城跡に登ると、南に台地状の山頂(城跡)が見える(写真1)。南の山頂には三等三角点と大きな石碑があるばかり(写真2)。草地になっており全方向に展望が広がっている(写真3)。

目前の平野部の向こうには、伊勢湾のLPGタンカーや四日市のコンビナート、矢頭山や髯山と思われる山も良く見える。残念ながら経ヶ峰、鈴鹿方面は雪雲の中だ。こんなところに、こんなに展望の良い山があるとは思わなかった。

今日は雪混じりの強風が吹き抜けており、手に持ったカメラを固定するのも難しいくらい。しばらく山頂部を散策して往路を引き返した。(浄眼寺~三角点:36分)

(作成 2002.01.02、改訂/書式等 2013.01.03)