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鈴鹿:鎌ヶ岳・御在所岳

体力維持登山。武平峠(877m)から紅葉が始まった尾根道を歩いたが、鎌ヶ岳側の県境尾根でちょいと転けた。

登山日
2026年10月11日日曜日
ルート
武平峠-鎌ヶ岳-御在所岳-武平峠

鎌ヶ岳

武平トンネル東口に7:00前に到着したが、既に駐車場は満車だった。中道が通行止になって以降、武平峠の満車時刻が早くなったように思う。

武平トンネル西口の道路脇に自動車を置き、久し振りに西側から武平峠へ登る。トンネル出口の上を北へ歩き、右手にカマ跡を見ると、峠西側のササ枯れも最終局面になっており、白い骸骨のような茎が残るのみだった。

武平峠から鎌ヶ岳へ向かうが、かなりの数の下山者と出合った。名古屋の日の出は5:54なので、日の出とともに出発した人たちか。

写真1 鎌ヶ岳山頂から

到着した鎌ヶ岳の山頂は晴れており、風がなくて心地良いけれど、大気に透明感がなくて、前回(鈴鹿:鎌ヶ岳 2026-09-05)のように大津市までは見通せない。白く見えるのは水口の西側にある工場群で、その左後方は飯道山だろうか。この甲賀市を望む景色は御在所岳からは見られない。

写真2 鎌ヶ岳山頂から

サクラグチ(北岳)の上には、ボンヤリと台地のような笹ヶ岳が見える。伊賀と甲賀の境界線で、鎌ヶ岳からは35kmほどの距離がある。名古屋駅(46km)よりは近い。左端は油日岳だ。この構図は御在所岳からも見えたはず。

写真3 水沢岳北面、鎌ヶ岳山頂から

せっかく重い望遠ズームを持ち込んだので、あちらこちらとファインダー越しに見ていると、水沢岳の北面に登山者(右下)を見つけた。斜面を下りて鎌尾根へ向かうのか。振り返って斜面を撮影しているようだ。

私には、鎌尾根のアップダウンは、もう体力的に厳しいかも知れない。

写真4 鎌尾根キレット、鎌ヶ岳山頂から

こちらは、鎌ヶ岳直下の鎌尾根キレット。大分と色付いてきた。(Z50 + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR)

鎌ヶ岳を下ると、県境尾根には登ってくる登山者が多い。登り優先のつもりで左へ道を譲ろうとしたところ、何故か転けた。ツルペタのメガグリップなので砂地は無理だったか。左足の大腿部側面にかすり傷を負ったようで皮膚が痛む。ユニーで投げ売りしていたペラペラのポリエステル製ズボンを履いているが出血はなさそうだ。

週末は登山者が多いので、安全上は好都合と思っていたが、こうも登山者が多いのは問題かも知れない。それにしても、「ニャンちゅう」の人のような神経系の難病ではないのに、ほぼ平らなところで転けるなんて鎌尾根どころではない。

写真5 ヤマボウシ写真6 ホオノキ

岩塔を通過し、地形図の三角台地の入り口でヤマボウシを見上げるが、もう枝には果実がない。地面にも落ちたものは見当たらないが、こんなに早かったか。

誰もいないことを確認し、登山道を離れてズボンを下ろした。さすがに登山道の真ん中ではやれない。かすり傷がズボンに擦れて微妙に痛むので、昨年に入れ替えた白十字の保護パッド(登山日記 2025-10-20)を押し当てて、ホワイトテープで固定した。入手したのは大判(15cm×15cm)で、透湿性防水フィルムと吸収層の積層材とのこと。

次の場所でもホオノキは果実を落としており、緑色の葉がある枝先には大きな越冬芽ができていた。

地図の大きさ:600×150 600×500

地図の大きさ:600×150 600×500 説明:地図表示について

赤線:鎌ヶ岳への登路、紫線:鎌ヶ岳~御在所岳、青線:御在所岳からの下山路

この地形図は、GPS(Garmin eTrex32x)で取得した軌跡を編集(間引き)して地形図に描画したものです。

御在所岳

武平峠から御在所岳を登るが苦しい。夏場に山歩きをサボった結果なので仕方ない。そして山頂部の遊歩道に出ると、御在所岳の南上空に雲が居座って時々しか日射しがない。

遊歩道脇にはネットフェンスが増えた。長者池の鳥居北側の新しいファンス内には8月にミズナラ100本を植樹したとの報道なので数えてみると、14本×7本位なので実際に100本ありそう。どうなるやら。

写真7 御在所岳写真8 展望テラス、御在所岳

望湖台は観光客が余りにも多いので諦めて朝陽台へ向かう。御在所ロープウエイのWebサイトによれば、アカヤシオの花に見立てた新しい展望テラスが昨日に供用開始とのことだ。フランス語の花を語源にした『FURURU(フルル)』という施設名との案内があった。車椅子対策かと思ったスロープは随分と狭い。

写真9 テラス、御在所岳

この展望テラスの隣には工事用足場で作った三階建ての構造物があり、ここから『FURURU』を見下ろせる。かなり見苦しいものだが、『FURURU』利用者を撮影するには良さそうな位置にある。フォトジェニックな配慮かも。

御嶽大権現へ立ち寄って、滋賀県-三重県県境の古い道へ入る。道の真ん中がネットフェンスで無遠慮に占領されているので、これを避けて歩かなければならない。僅かにアカモノの花が咲いていた場所だが、御在所ロープウエイによれば御在所岳のアカモノは絶滅したとのことだ。

下り勾配になると溝状の道が明瞭になるが、ここ数年で低木が茂って歩けなくなったので、溝に沿って歩いて武平峠の下山口近くで舗装遊歩道に着地した。

林間学舎跡を通過すると、武平峠への下り坂が始まる手前の広場にミズナラが何本かあるが、まだドングリは落ちていない。報道によると、滋賀県の調査では、今年のブナは県全体で「並作」、ミズナラ、コナラは「不作」とのこと。クマの出没予測のためのデータだが、御在所岳のミズナラはどうなるか。

写真10 ミズナラ、御在所岳写真11 峠道、御在所岳

転ばないようにゆっくりと峠道を武平峠へ下りて自動車へ戻った。

帰宅後に保護パッドを除去したが、フィルム面が湿ったりはしていないようだ。サランラップよりは結晶性が低いようで柔らかい。出血していないので吸水性の確認がない不充分な試運転だけれど、今後は出番がありませんように。

行程表

7:05武平峠の西側登山口、出発
7:15武平峠
8:14鎌ヶ岳(8:14-8:41)
9:53武平峠
11:02御在所岳・山頂遊歩道に出る
11:36御在所岳・望湖台
13:32山頂遊歩道・下山口を出発
14:27武平峠
14:39武平峠の西側登山口、到着
(作成 2026.10.13)