鈴鹿:御在所岳
ネムノキが咲く時期になった。梅雨は中休みで良く晴れたので、体力維持のために裏道登山道を登った。
- 登山日
- 2026年7月9日木曜日
- ルート
- 裏道-御在所岳-峠道
裏道

いつものように「湯の山かもしか大橋」北詰の駐車地に自動車を置いて鈴鹿スカイラインを歩いた。
裏道へ入り、樹下の道になったところで山シャツを脱いで半袖Tシャツになる。あとは良く整備され、歩行が楽になった裏道を登るのみ。青天井になる手前の七合目で山シャツを着るが、風が吹き始めたので涼しいくらいだ。
出合った登山者の数は少ない。御在所ロープウエイは今日まで定期点検で運休だ。
御在所岳
山頂部の遊歩道に上がると大形の鳥の影が落ちた。見上げるとトンビだ。一羽で飛んでおり、しばらく御在所岳周辺を飛んで姿が見えなくなった。無事に巣立った「伊吹山のイヌワシ子育てライブ」(Eagletoffice、Youtube)ばかり見ていたので二羽で飛んでいないトンビを見ると何となく気にかかる。
朝陽台(東山頂)へ向かうと、新たに皮剥の被害にあった木が複数ある。左の写真は前回の「赤い木」の直近にある新たに被害を受けたもの。保護ネットは外れている。歯、爪、角らしいものの痕跡は見えないが、これもシカによる被害か。「赤い木」の方には下顎の歯によるものか、いくつもの傷がある。


四角形の樹脂製の保護ネットをシカが届く範囲の幹に巻き付けてロックタイで固定しているが、経年劣化でロックタイが破断し、保護ネットが開いたり脱落したりしている。
そして、朝陽台から坂を下ると、先週は何ともなかったナツツバキ(写真右)も幹の全周を剥がれていた。皮剥直後のような生々しさがある。歯などの傷跡らしいものは見当たらない。さすがに観察対象が食害を受けるのは痛手だ。ツボミは出来ているが、今後はどうなるだろうか。このナツツバキは保護ネットを設置されていなかった。

三角点ではアキアカネがたくさん飛んでいる。ツバメは見ない。コンビニおにぎり(食塩相当量1.12g/個)を食べて峠道を下山した。今日は涼しいし、道草は楽しいし、観光客はいなくて静かだしで、御在所岳の山頂部で1時間30分の徘徊をした。
鈴鹿スカイライン
鈴鹿スカイラインを中道駐車場まで歩く。三ツ口谷を通過すると、道路減速帯の看板の南側でタムシバが立派なものをぶら下げていた。

一ノ谷山の家が近づくと、頭上の青空に、クモの糸が太陽光を受けて輝いている。道路南側の電線から北側のマツの天辺へと長大な一本の糸だ。電線から風に乗ってダイビングをしたのだろうか。
夕刻に輝いて頭上を通過していく国際宇宙ステーションの高度は400kmくらいだ。何時の日か、距離36,000kmの静止衛星軌道から赤道上へ下ろされた軌道エレベータも、このクモの糸のようにカーボンナノチューブ構造体を輝かせるだろうかと妄想する。リニア中央新幹線でさえ乗車できるのか怪しい余命だけれど。

中道駐車場の東端ではネムノキが咲いている。アゲハチョウの姿はない。樹木の花は高いところで咲いて撮影困難なものが多いが、このネムノキは条件が良い。もっとも、開花時の甘い香りは経験したことがないけれど。
上の写真はAPS-Cセンサーで250mmレンズを使った。以下の写真は何時もと同様にトリミングで拡大している。



ネムノキの花の構造は、花弁とか、雄しべとか、雌しべとか、見当が付かない。調べると幾つかのサイトが出てきた。
この時刻の中道駐車場は駐車率三割くらい。中道は相変わらず通行止だ。 温泉道路へ入って三嶽寺へ行くが気になるモノはなし。コモノギクは姿さえ見えなかった。


左はキンシバイ。裏道一合目付近で毎年咲いている。右はヒメヒオウギズイセンで駐車地に咲いていた。こちらは明治時代に入った帰化植物とのこと。いずれもGoogleレンズによる検索結果だが、今回は信用しても良さそうだ。
行程表
| 7:59 | 湯の山かもしか大橋北詰の駐車地、出発 |
| 8:15 | 鈴鹿スカイライン、裏道登山口 |
| 8:50 | 藤内小屋 |
| 10:37 | 国見峠(裏道八合目) |
| 11:00 | 遊歩道に出た(裏道九合目) |
| 12:30 | 遊歩道、峠道下山口 |
| 13:12 | 武平峠 |
| 13:20 | 鈴鹿スカイラインに出る |
| 14:15 | 中道駐車場(14:15-14:22) |
| 15:16 | 湯の山かもしか大橋北詰の駐車地、到着 |