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鈴鹿:御在所岳・鎌ヶ岳

裏道からホオノキの花見登山。山頂部で咲くサラサドウダンはそろそろお仕舞いだ。三嶽寺にはホタルブクロが咲いていた。

登山日
2026年6月13日土曜日
ルート
裏道-御在所岳-鎌ヶ岳-鈴鹿スカイライン-湯の山温泉

御在所岳

時刻は5時35分。「湯の山かもしか大橋」の気温計は18℃。自動車の交通量が程々にあるが、日の出が早い時期なので、皆、登山者だろうか。

鈴鹿スカラインから裏道を歩いて藤内小屋へ到着すれば、藤内壁行きのグループが出発して行った。後方から来た若い登山者とは、あっと言う間に距離が開いた。当方は爺さんなので仕方なし。

写真1 藤内小屋にて、植栽されたハクチョウゲか?写真2 裏道、天狗の踊場にて

「天狗の踊場」に小さな祠が置かれ、中に天部の神像らしいものが見える。自作の木造かな。ここなら阿弥陀仏とか地蔵菩薩が適任のように思うが、何を考えてのことやら。

まだ暑くはないためか、大した疲労もなく朝陽台(東山頂)へ到着した。サラサドウダンは咲いているが草臥れてきた。ベニドウダンは意外と咲いているが、それでも花の数は少なめか。カマツカは、前回(5/29)は山頂部で開花直前だったが既に終わっている。花期が短いようだ。

写真3 ギンリョウソウ
写真4 タニウツギ写真5 ベニドウダン
写真6 サラサドウダン写真7 ヤマツツジ、峠道にて

御在所岳の山頂部で道草をしてから、鎌ヶ岳へ向かう。天指し岩を通過するとツアーの団体さんと擦れ違った。さすがに多人数の団体だと辟易とさせられることもあるが、四つくらいのグループ分けのようで、道を譲ってくれるグループがあった。

鎌ヶ岳・ホオノキ

武平峠から県境尾根を登り、今日もホオノキの花を見る。名称の記載は「ホオノキ」「ホウノキ」の両方があり、ホオノキはホウが転訛したものと日本薬学会のサイトにあるけれど、記載例が多い「ホオノキ」で。なお、牧野日本植物図鑑には「ほほのき」(高知県立牧野植物園)とある。日本の固有種とのこと。

写真8 ホオノキ

ホオノキの花は「日本植物生理学会」のQ&Aには「3日目には花びら・おしべが落ちてしまいます」と書かれている。真偽は毎日の観察によるしかないが、この時期のこと、県境尾根に霧が出ると見えなくなるのは「登山日記 2026-06-06」のとおり。

写真9 ホオノキ

左端の花を拡大した。雄しべは全て落ちているようだ。

写真10 ホオノキ

こちらは、まだ雄しべが残っている。開花当日の花は認識したことがない。まだツボミはあるが、そろそろホオノキの花の時期は終了か。秋にはグロテスクな実が地面に落ちることになる。

写真11 赤ガレと崩壊が始まった登山道

赤ガレの手前、1040m付近で登山道の崩壊が始まった。アカヤシオっぽい木が東へ傾いている。この木の下は既に崩れて空洞になっているので、最終的には大きく削られるのではなかろうか。

写真12 パラグライダー、鎌ヶ岳山頂にて写真13 ヤマボウシ

山頂の皇大神宮に登山無事のお礼参りをしてコンビニおにぎりの昼食。ローソンの紅鮭のおにぎりは、包装を取り去ると崩れてしまった。こんなスカスカのおにぎりを包装できるなんて、大した技術力だと思ったりする。

今日はパラグライダー3機が飛んでいた。雲母峰からの出発か。引き返して武平峠から鈴鹿スカイラインへ下りた。

湯の山温泉

武平峠の近くでは白いウツギの花がツボミを残して咲いている。鈴鹿スカイラインを860mまで下りるとネジキの花を見つけた。白い花が一列に並んでいる。これ以降、標高が下がると咲いているネジキの花が多くなる。エゴノキは花の時期だと思うが気付かなかった。少し遅かったかも。

写真14 ネジキ写真15 サルトリイバラ
写真16 サツキ写真17 アオダモ

三ツ口谷の登山口から東へ歩くと、道路北側に石積み2段があってサツキが咲いている。ここには何かの施設があったのだろうか。一ノ谷スキー場の上に作られたスキー場くらいしか思い当たるものがないけれど、石垣は鈴鹿スカイラインの施設と思われる。

写真18 ホタルブクロ
写真19 イワギボウシ写真20 ハナノキ、葉の裏が白っぽい

御在所山の家から温泉道路へ入る。三嶽寺では北側の石垣にホタルブクロやイワギボウシ、そして足下には少しばかりのユキノシタが咲いている。不動明王を参拝して、ハナノキだと思っている木を見上げると葉の裏側が白っぽい。実は既に落ちている。

御在所ロープウエイには同一会社の大型観光バス4台が駐車していた。ロープウェイを利用したのか少人数が戻っているが、登山靴に付けた目印は峠道で出合った団体さんと同じだ。6月は東京のビジネスホテルの宿泊料が落ち着く。観光バスも閑散期だろうから、御在所岳の登山は良い商売ネタなのだろうと思ったりする。

行程表

5:35湯の山かもしか大橋北詰の駐車地、出発
5:50裏道登山口
7:48国見峠
8:06遊歩道に出た(裏道九合目)
9:16御在所岳三角点
9:33遊歩道・峠道下山口
10:20武平峠
11:34鎌ヶ岳(11:34-11-57)
12:48武平峠
12:55鈴鹿スカイラインに下りる
13:56中道登山口
14:26三嶽寺(14:26-14:44)
14:55御在所ロープウエイ(14:55-15:07)
15:18駐車地
(作成 2026.06.14)