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鈴鹿:御在所岳・鎌ヶ岳

中道の下部でアカヤシオが咲き始めたが、意外に開花は進んでいなかった。

登山日
2026年4月3日金曜日
ルート
中道-東尾根-裏道-御在所岳-峠道

中道と東尾根

「湯の山かもしか大橋」を6時に出発した。大橋の気温表示は9℃、ウグイスのさえずりが聞こえる。歩けば、道路の南側にはシカの鳴き声らしいものがある。

写真1 御在所岳写真2 ミツバツツジ

蒼滝大橋の東詰ではミツバツツジが咲き始めた。大橋から北を見ると、冬枯れの木の向こうに二段の滝が見えている。聞こえる水音の正体だが、これが「銭波ヶ淵」だと思っている。裏道を歩くと青い円形の淵がある場所だ。

写真3 蒼滝トンネル写真4 中道登山口

蒼滝トンネルの照明がナトリウム灯からLEDに変更されており、怪しさがなくなってしまった。6時30分に到着した中道駐車場は自動車が5台のみ。来週には満車になっているかも知れないけれど。

中道登山口には相変わらず通行止の障害物が置かれているが、傾いたオバレ岩へ接近しなければ良いので今日も三合目まで行こう。

写真5 アカヤシオ
写真6 アカヤシオ写真7 アカヤシオ

650mのアカヤシオは三株が開花していた。2日前より開花が進んでいる。ところが、その先の三合目下のアカヤシオは紅いツボミのままで、まだ開花していない。例年なら、あまり時間差なく開花するのだけれど、昨日は雨で気温が低かったためか。

地図の大きさ:600×150 600×400

地図の大きさ:600×150 600×400 説明:地図表示について

三合目から裏道への連絡路へ入り、小峠から東尾根を歩いてみる。尾根に入ると大量の糞を見たがイノシシかな。踏み跡は面倒を見る人がいないので一部が茂り始めている。マンサクは満開、見上げる御在所岳にはタムシバの白い花がたくさん咲いている。

写真8 マンサク写真9 アカヤシオ
写真10 アカヤシオ写真11 地蔵岩

東尾根の三ヶ所でアカヤシオの花を見たが開花は進んでおらず、紅いツボミもあまり見られなかった。小峠へ戻り、わずかに咲くバイカオウレンを見て裏道へ下った。昔、手書きの三合目標識があった場所で、現在は菰野観光協会の標識がある。天気は良いし、時間はあるので、ここから御在所岳に登ることにする。

裏道

写真12 藤内小屋写真13 サクラ

藤内小屋に人の気配はなく、ヤマザクラのツボミが色付き始めていた。南側のタムシバには、まだツボミが多い。

写真14 バイカオウレン、七合目下写真15 ショウジョウバカマ、七合目下

昨年の秋、2008年豪雨で荒れた裏道登山道の整備が完了したようで、どこも歩きやすくなっている。関係者に感謝。冬の間はサボっていたので体力不足を思い知らされ、休み休み登った。山頂部の遊歩道までに8人(三人組、単独×5)の登山者と出合っている。

御在所岳の山頂部

朝陽台(東山頂)ではレーダー雨量計の更新作業とのことで、ドームが撤去されて首無しドラえもんになっている。工期は七月末までなので台風シーズには間に合いそうだ。

写真16 御在所レーダ写真17 バイカオウレン
写真18 マンサク写真19 アカヤシオ

遊歩道ではマンサクが満開。東尾根のものに比べると花弁が短いような。開花し始めたバイカオウレンは小さな花が多いが、こちらは開花後も花弁が成長するのか。早咲するアカヤシオは花芽が膨らみ始めていた。

写真20 タテヤマリンドウ写真21 東網商事

三角点のベンチでコンビニおにぎりの昼食。望湖台から見る雨乞岳やクラシには僅かな残雪が白く見える。

長者ヶ池経由で御嶽大権現へ向かう。両脇の石碑には名古屋とか海部郡の寄進者名が多いけれど、東京都の「東網商事株式会社」に気付いた。調べると、LPG,LNGの販売ほか、鋼索・鋼線も扱っているので御在所ロープウエイの取引先と知れる。

さらに、東京製綱株式会社の子会社でもある。同社はナイロンザイル事件(Wikipedia)の当事者だった。新日鉄のTOBの後、ガバナンスの欠如を理由に取締役は全員がクビになったと記憶しているが、事件の取扱に進展はあったのだろうか。

下山

武平峠へ下った。倒木など片付いており何の支障もない。1050mくらいで最初のタムシバの花を見た。出合った登山者は二組(二人組、単独)だけ。

写真22 ヤシャブシ写真23 ヤシャブシ

鈴鹿スカイラインへ下りるとヤシャブシが咲いているが、花の構造は複雑に見えて悪夢のようだ。

鈴鹿スカイラインを歩き、三ツ口谷の入口へ下りた。ここのアカヤシオは、例年なら中道700mのアカヤシオと同時期に咲くが開花の気配がない。ツボミは紅くもなっていない。

写真24 タムシバ写真25 タムシバ

道路に戻り、645m付近で道路南側のタムシバを見上げる。花が近いところにあるので観察に良い。道路北側は雑木が伐採されて新しいネットフェンスが出来たが、直ぐに倒れそうな弱々しいものだ。

温泉道路に入って民家横から大石橋北詰へ下りる階段道を下降する。この道は菰野町の湯の山8号線だが整備されていない。三鈴荘手前で両側のマツの枝が伸びて道が狭くなっており、2日前にはクモの巣に突っ込んでしまった。剪定鋏を持参したので、テキトーに枝を切って道を広げる。そして、三鈴荘ではミツバツツジが良く咲いている。

写真26 ミツバツツジ写真27 大石公園にて
写真28 三嶽寺にて

大石公園では、2日前は色付きのツボミだったソメイヨシノがほぼ満開になった。先に咲いていた北側の繊細なサクラ四株を物量で圧倒している。三嶽寺では赤くなり始めたハナノキの雄木だと思っている大木を見上げる。御在所ロープウエイ駅を経由して駐車地へ戻った。

行程表

5:58湯の山かもしか大橋・北詰を出発
6:29中道駐車場
7:09中道三合目
7:17小峠、東尾根を往復(7:17-7:56)
8:15裏道に出る
10:12国見峠
10:34山頂遊歩道に到着
10:41朝陽台(東山頂)(10:41-10:52)
11:14三角点・望湖台(11:14-11:28)
12:40武平峠
15:27駐車地に戻る
(作成 2026.04.04)