鈴鹿:御在所岳
体力維持登山。武平峠から御在所岳を往復した。晴れ予報だった曇り空になり、山頂部の紅葉は今ひとつだった。
- 登山日
- 2025年10月24日金曜日
- ルート
- 武平峠-御在所岳-武平峠
御在所岳
昨日夕刻の天気予報では晴れを期待できたのだが、朝の雨雲レーダでは北勢地方を弱い雨雲が通過している。気力が出ないので予定ルートの変更をカアチャンにLineで連絡しておく。武平峠東口の駐車場ではドコモの5G回線を使える。
今日からズボンはワークマンの旧モデルに変更した。作業服感覚で大きめを買い、老化で体が縮んだのか、ウエストには腕二本分以上の余裕がある。大きくても構わないのだが、余った生地がヘソの下でコッドピースみたいになるのがどうにも。新モデルにはまったく興味がないので、当分は猛々しい感じで。
出発時、武平トンネル東側の自動車は18台。風は無く、僅かな雨を感じる。武平峠では夏用の山シャツを脱いで半袖になる。一週間もすれば、例年、冷たい雨が降るようになるのだが。
1000m付近で溝道を飛び出すと、前回(10月21日)と同様にボケ咲きをしたアカヤシオの花が僅かに残っている。岩場を通過し、天指し岩の下のザレ場を登ると、今度はセンブリの花がある。



これも前回と変わりなく、ほとんどがツボミのままだ。花束状態なのだけれど、全体が紫色なので目立たない。天指し岩辺りには目立つ白い花が幾つあった。御在所岳で久し振りにセンブリの花を見た。
峠道の登山道から山頂部の遊歩道に出ても、まだ細かな雨を感じる。それでも望湖台・三角点からロープウエイ駅へ行くと日射しが現れた。額に熱を感じ、色付き始めた木々の色が冴える。


展望デッキとブランコはほぼ完成しているようで、利用開始は10月31日とある。ただ、ブランコ前面にはチェーンが3本あるだけなので、このままでは天国へ登るブランコになりそうだ。今後、保護ネットが設置されるのだろう。金魚すくいみたいな感じで。きっと。おそらく。(このブランコの利用は有料で3分間、500円らしい。)

そんな日射しと青空も、冠峰詩碑まで戻ると雲に隠れてしまった。「ちょっとだけよ」で残念でした。
こんな日でも登山者やロープウェイの観光客はかなりの人数がいた。昨日の天気予報が良かったからか、それとも金曜日だからか。三角点と朝陽台で、それぞれ写真撮影(スマホ)を頼まれるなんて久し振りだ。


これでもかと赤い実をつけたカマツカや、不思議なことにてんでバラバラに紅葉しているウリハダカエデ(おそらく)を見てから峠道を下った。途中、滋賀県側でヘリコプターの飛行音が続いていたが、頭上を横断して四日市方向へ高速で飛び去った。こんな日にも遭難者の搬送だろうか。逆光で機体の詳細を見られなかった。
武平峠直近のザレ場まで降りると20人くらいのグループが登ってきた。武平峠では、それ以上の大人数の団体が登り始めるところ。鎌ヶ岳方向の登山道には行列が続いていた。武平峠で観光バスを見なかったので御在所ロープウエイで下山か。この秋、中道の通行止で峠道は悲惨な大渋滞になりそうだ。
さっさと帰宅して、国勢調査の作成資料などを市役所に持ち込んだ。自治会役員に対して調査員の依頼があったので仕方なく引き受けたが、総務省の資格審査があるので役員なら都合が良いのだろう。
事前調査や資料配付など、天気の良い日でないと出歩きにくい。配布物を雨に濡らせないし、風で書類ばさみの作成資料を飛ばしたら個人情報の喪失としてニュースのネタにされる。調査員に対して断りもなくスマホのカメラを向けるアパート住民もおり、どちらかというと不愉快な仕事だった。明示されたゴミ出しルールを守ってくれないしね。これにて終了。自由になったぞ。
行程表
| 8:38 | 武平トンネル東口の駐車場、出発 | 
| 8:51 | 武平峠 | 
| 10:03 | 御在所岳・望湖台、三角点(10:03-10:09) | 
| 11:14 | 遊歩道、武平峠への下山口 | 
| 12:01 | 武平峠 | 
| 12:11 | 駐車場、到着 |