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鈴鹿:御在所岳・鎌ヶ岳

体力維持登山。10月とはいえ、まだ暑いが、さすがに夏の濃い緑は色を変え始めた。

登山日
2025年10月8日水曜日
ルート
武平峠-御在所岳-鎌ヶ岳-武平峠

御在所岳

朝、目覚めると晴れているので、また御在所岳へ向かった。台風22号は予想より遠いのか、晴れており風がない。ラジオは近畿・東海は曇りで所により雨、名古屋の最高気温予想は30℃と宣う。

荷物が少し増えたが、真夏と同じ格好で武平トンネル東口の駐車場から歩き始めた。武平峠には掲示があり、10月10日(金)~12日(日)のトレランレース LAKE BIWA 100 の目印を設置したので触らないでくれとのこと。終了後に撤去するとある。

10月上旬の御在所岳山頂の最低温度は、「御在所に登ろう!」が整理している御在所山頂 気温グラフ(1990年~)を参照すると10℃くらい。夜間も山中を徘徊する長距離レースなので、低温のリスクを考慮すると、晴れの確率が高いこの時期が良いのだろうか。

直射日光はまだ暑くて帽子なしではいられない。県境尾根ではあまり登山者に出合わない。目立つのは花が増えたアキノキリンソウくらいだ。

写真1 記念植樹写真2 御在所岳三角点
写真3 カマツカ写真4

国定公園記念碑まで来ると、鈴鹿国定公園指定50周年の記念植樹だと記憶しているものが並んでいる。覗き込むとカエデとか、シャクナゲとか。どれも七年を経過しているが元気がない。12ヶ所のうち4ヶ所は枯死したのか跡形もないような。土壌が浅いので難しいのか。

国定公園記念碑の付近では、春になるとサツキのような花が僅かに咲く。これも当時の植栽の生き残りだろうか。ようやく赤味を帯び始めたカマツカの実を確認して、鎌ヶ岳へ向かった。

鎌ヶ岳

太陽が雲に隠れたので気温は下がったが、やはり疲労感が強めか。夏にサボったので仕方ない。

写真5 赤ガレ写真6 ツマグロヒョウモン(雄)

山頂ではツバメが飛んでいた。三羽を数えたが、お帰りの時期が近いのではないか。そして、チョウが二頭、こちらは絡み合うように飛んでいる。写真を確認すると、またツマグロヒョウモンだった。Wikipediaによると、このチョウは年に4,5回の発生をするのだとか。個体数が多いのか、今年はこのチョウばかりを見ている。

帰路でホウノキを探すが、今年は実が見当たらない。昨年より20日ほど遅いのだが、葉はまだ緑色なので実は落ちていないと思う。結実に表、裏とかあるのだろうか。

先日、山歩きで持ち歩いているデジタルカメラ(Z50)の画像センサーを市販のクリーニングキットを使って掃除した。全てのゴミを除去できなかったが、F22くらいまで絞り込まないと目立たないので問題ない。また、界面活性剤の残滓なのか、センサー表面に残った拭きムラも影響を感じない。メモのような写真しか撮影しないけれど。

行程表

9:20武平トンネル東口の駐車場、出発
9:31武平峠
10:43御在所岳・望湖台、三角点(10:43-10:57)
11:48武平峠
12:49鎌ヶ岳(12:49-13:04)
13:51武平峠
14:02駐車場、到着
(作成 2025.10.09)