鈴鹿:御在所岳・鎌ヶ岳
体力維持登山。ほぼ曇り空で、西風があったため、県境尾根は意外と涼しかった。
- 登山日
- 2025年8月6日月曜日
- ルート
- 武平峠-御在所岳-鎌ヶ岳-武平峠
御在所岳
武平トンネル東口の駐車場を6:05に出発した。出発時に駐車していた自動車は6台。曇り空で風がある。山歩きをサボっていたので足裏の皮膚が柔らかくなってきた感じだ。寝込んでいた父親の足裏は赤ん坊のようだった。
武平峠は西風があって涼しい。その上のガレ場で展望が広がると、雨乞岳は雲の中で、上空の雲はかなりの速さで東へ流れていく。雨雲レーダーを確認しようとスマホを見ると留守番電話が入っている。自治会の仕事なので、せいぜい励みましょう。そして雨雲レーダーに接続できない。此所は無理でしたっけ。




溝道で降りてきた夫婦と出合う。早いことだ。風はあるけれど、湿気でTシャツやズボンにはベッタリとした感触がある。岩場に変わるとコモノギクが咲き始めているが風に揺れているのでタイミングを計って写真を撮る。
山頂の湯歩道に出てケルンを通過すると、直ぐに左側に赤い実をたくさん見た。帰宅して画像検索をするとウメモドキだとの判定だが、フウリンウメモドキの間違いではなかろうか。よくわからん。三角点には誰もいなかった。
記憶を反芻すると曖昧だが、三角点までの登りで下山者4人(2人組×1、単独×2)、武平峠への下りで登山者7人(5人組、2人組)と出合っているような。
鎌ヶ岳
武平峠へ降りて鎌ヶ岳へ向かう。風は弱くなったが、日射しがないので暑くはない。
赤ガレの手前で登山道下の東側斜面が浸食されているが、崩壊は時間の問題になっている。現状、地面に枝が置かれているが、前回あった小石は既に落ちてしまったようだ。


武平峠から9人の下山者(2人組×2、単独×5)、1人の登山者と出合ったが、鎌ヶ岳山頂には誰もいない。皇大神宮の祠に戯れに置かれていた陶器の人形が1段下に降ろされている。まあ、常識的なところだろうね。
帰路、岩峰の先で三重県側の巻き道を下降すると、東側から猫サイズのケモノ二頭が前後して上がってきて、目前6m位の所を横断し、登山道を上がっていく。明るい黄褐色だが、顔や足、尻尾は黒い。テンかな。写真撮影したかったが、カメラはザックの中だ。即応性がないのはつらいところだ。
武平峠まで登山者4人(二人組×1、単独×2)に出合って駐車場に帰ると自動車は10台に増えている。先程は、こんな時刻でも出発する単独者と道路で擦れ違っている。
表道の駐車場には2台。中道は相変わらず通行止の柵があり、中道駐車場の駐車率は3割程度。裏道は蒼滝大橋の東詰に3台分の空きがあった。最高気温予想は四日市が36℃、津が38℃だったが、県境尾根は曇り空であまり暑くはなかった。今日はお買い得だったかも知れない。
来週月曜日(11日)は、菰野町観光協会によれば、御在所ロープウエイは山の日のイベントとのことだが、天気予報は良くない。
行程表
6:05 | 武平トンネル東口の駐車場、出発 |
6:19 | 武平峠 |
7:15 | 御在所岳・三角点(7:32-7:39) |
8:45 | 武平峠 |
9:50 | 鎌ヶ岳(9:50-10:01) |
10:58 | 武平峠 |
11:12 | 駐車場、到着 |