鈴鹿:御在所岳
鈴鹿スカイラインが開通後、最初の週末は登山者が多い。アカヤシオの開花は中道三合目まで。
- 登山日
- 2025年4月12日土曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道
中道
朝寝坊をしたので「湯の山かもしか大橋」の北詰に自動車を置いて7:53に出発した。時刻が遅いので鈴鹿スライラインの駐車場は何処も満車だ。

中道650mでアカヤシオ三株が開花していた。三合目標識の手前ではアカヤシオとミツバツツジが開花しており、花の数は少ないがアカヤシオの開花前線は695mにある。(アカヤシオのことは「アカヤシオ/鈴鹿山脈・御在所岳周辺にて」に整理している。)


オバレ石南側ではツボミが紅くなっており来週中頃までには開花しそう。キレットではツボミが充分な数あり、先端が紅いツボミも混じっている。タムシバは地蔵岩の手前で見た以降は花を見ていない。開花が遅れているのか。
八合目のテラスから登るとイヌ三頭を連れた二人組が下山してきた。御在所岳の登山道でイヌ連れを見るのはめずらしい。八合目のクサリ場を通過できないと思うが下見をしていないのか、それとも突破できる算段があるのか。
富士見岩の手前では動かない不審な登山者を見上げたが、飛び出したササを切っている爺様だった。本体がアルミ製でも剪定鋏は重いと思う。ありがとさん。
御在所岳山頂部
朝陽台に咲くバイカオウレンの花が先週より増えた。ただ、人が踏み歩くので木の根元にしか咲かなくなった。入道ヶ岳のフクジュソウと同じだ。


鳥居から見下ろすと蛇不老山の付近にヤマザクラがたくさん見える。明日の雨で散り始めるだろうか。何時かこの時期に行ってみたい。朝寝坊したので三角点は止めて早々に裏道を下山した。
裏道
国見峠まで、両側にわずかな残雪を見ながら下りた。七合目の下で先程のイヌ連れ二人組が下りてきた。裏道へ転進だが無理だと思う。そのうちイヌの鳴き声が聞こえた。また珍しくも小型犬一頭を抱いた登山者と出合って吠えている。山中でこんな場面を見るとは思わなかった。




標高665mの藤内小屋のヤマザクラはまだツボミ。よんの渡しを通過すると、見上げるアカヤシオは開花間近だ。タムシバが咲き、周辺のシキミは花盛りだが、ここ北谷左岸560mは中道に比べるとアカヤシオの開花が遅い。裏道の下半分では登山道の直近にアカヤシオは少ないけれど。




鋼管の砂防堰堤を通過して工事道路を歩くとイワカガミが咲き始めている。
銭波ヶ淵の足場が悪い登山道を通過し、久し振りに蒼滝へ下りると多数のミヤマカタバミが咲いており驚く。誰もいない。蒼滝まで下りる登山者は稀かも知れない。標高差70mほど階段を登り直して裏道へ帰り、ロープウェイ駅経由で駐車地へ戻った。
行程表
7:53 | 湯の山山かもしか大橋北詰、出発 |
8:24 | 中道駐車場 |
11:00 | 富士見岩 |
11:35 | 裏道下山口 |
11:50 | 国見峠 |
13:08 | 藤内小屋 |
14:19 | 蒼滝(14:19-14:40) |
15:26 | 湯の山山かもしか大橋北詰、到着 |