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  3. 2024年7月27日

鈴鹿:御在所岳

体力維持登山。東北地方は梅雨末期の大雨被害。伊吹山では土石流。四日市では毎日の雷雨だが今日は大丈夫そう。午前中に歩いた。

登山日
2024年7月27日土曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道

記録

蒼滝大橋の東詰駐車場に自動車を置いた。鈴鹿スカイラインを歩き、ちょうど6時に通過した中道駐車場は駐車率が7~8割くらい。温泉側は2台だけ。

写真1

中道を登る。今日は溝道から飛び出す度に涼しい風がある。五合目の展望台も涼しい。このまま座り込んで登山終了にしたい気分になる。

眺める伊勢湾側は、名古屋駅の高層ビルはシルエットだが、あちらこちらで太陽光を反射してキラキラと輝いている。太陽の高度が低い時間帯でないと、このキラキラは見られないように思う。全てが水平な反射面でもあるまいに。

写真2 モウセンゴケ

モウセンゴケの花。まだ開ききっていない。何となく不気味だ。

出合った後方からの登山者全員に一度は追い抜かされて、トボトボと三角点へ到着した。当然ながら、私を追い越さない登山者は視界の地平線の彼方なので、自分の鈍足具合は評価のしようもないけれど、まったく追い越せなくなったのは間違いない。

写真3 御在所岳山頂にて写真4 オオカメノキ

目前の標識には県境とある。「県境のベンチです、真ん中の白線が県境です」とか何故にやらないのだろう。固定資産税がヤヤコシイとか。

山頂は曇り空だが、雨雲レーダには反応がないので裏道を下ることにする。シカの糞だらけのスキー場から下れば、国見峠のオオカメノキには赤い実があった。Wikipediaには鳥が食べるので冬まで残らないとのこと。

写真5 ヤマアジサイ写真6 イワギボウシ

七合目付近でヤマアジサイとイワギボウシ。土曜日にしては裏道の登山者は少なめ。連日の猛暑なので登山をする方がおかしいに違いない。土石流跡の川原は直射日光が強烈で、その熱気が流れ込むのか藤内小屋は既に午後のアンニュイというか、ぐったりした雰囲気だ。ここの標高665mは焼け石に水でエアコンが必要だろう。

昨日の四日市市のLINEには熱中症警戒アラートがあった。今日は暑さ指数WBGTは31で危険(31以上が最悪の区分)と言っている。

パイプ堰堤を通過すると中高年のグループを拾った。現在位置が分かっておらず、登山を諦めて帰りたいらしい。聞けば、裏道の銭波ヶ淵~堰堤の階段で難儀したらしい。テープマークに惑わされたか。蒼滝大橋まで一緒に歩いた。

行程表

5:45蒼滝大橋の東詰駐車場、出発
6:03中道登山口
8:34富士見岩
9:09御在所岳三角点(9:09-9:17)
9:35国見峠
11:39駐車場、到着

菰野町図書館

写真7 菰野町図書館にて

図書館二階の地域資料に立ち寄れば、小規模な戦争遺物の展示をしている。そのなかに陸軍の千種演習場の地図がある。撮影可能になっているので先週に撮影したがいまいち。再度、硝子ケース越しに撮影した。

著作権の保護期間は経過しているので、撮影画像を本棚の千種演習場に置いた。

館内のエアコンは効きが良いけれど、来館者が多くて閉鎖空間が気になる。新型コロナウイルス感染症の第11波が来ており、女性の多くがマスクを着用していた。

(作成 2024.07.28)