1. 鈴鹿山脈/登山日記
  2. 山行記録
  3. 2024年7月3日

鈴鹿:御在所岳

雨の止み間に体力維持登山。御在所ロープウエイは定期工事の運休なので観光客はおらず、登山者も少ない山頂だった。

登山日
2024年7月3日水曜日
ルート
中道-御在所岳-武平峠道

中道

7時の中道駐車場は駐車率3割ほど。薄日が差しているが、白鉄塔より上の御在所岳は雲の中だ。ラジオからは名古屋の最高気温予想が35度だとか。

半袖Tシャツでベタベタに汗をかきながら中道を登る。休んでいると新品の運動靴の若者達が登ってきたが、その後は姿を見ていない。こんな日は諦めるが吉。オバレ石ではおばちゃん達が良くしゃべる。こちらは体力の塊だね。

写真1 中道五合目から御在所岳
写真2 中道五合目から鎌ヶ岳
写真3 中道五合目から雲母峰

五合目から見回す。低いところでは東からの雲が本谷の斜面を上昇し、山頂に達すると弱い西風で東へ流れていく。どんな風の吹き回しなのか。

七合目の黄色いツボミはキンレイカだったか。八合目まで景色がなくてキツイ溝道を登るが捗らない。カルボーネン法の運動強度70~80%の心拍数の計算値くらいで登るが、二十才若かった頃の計算値と比べると仕方ないなぁと思う。まあ、年相応に。

写真4 中道七合目にて
写真5 中道八合目過ぎのテラスから
写真6 モウセンゴケ

限界まで接近して撮影したモウセンゴケの写真から切り取ってみたが物足りない。荷物が増えても良いので中望遠のマクロレンズを持ち歩こうか。まだ、腹の周りには減量できるだけの余裕があるし、自宅で傷めたヒザも回復したようだし。脂肪を減らす運動の計算で数字だけなら簡単に出るのだけれど。

御在所岳

山頂部は風があって涼しいが、登山者の姿は少ない。先週の鎌ヶ岳では見なかったトンボが飛んでいる。昔に見た大量のトンボにはまったく及ばない数だけれど。

写真7
写真8
写真9 一等三角点

旧カモシカセンター北側の便所に身障者優先の個室があるので入ってみた。燃焼式とのこと。外へ出て仕掛けを理解したが、責任者とはいえ、排気が気になるので早々に現場を離脱した。

写真10 長者池石碑写真11 長者池石碑

長者池へ下るところに石碑がある。細かい文字で読む気が失せるが、明治・大正期に千種の矢田甚太郎が長者池で竜神の霊験を得て撫で医者として大成し、巨万の富を授かったということ。御嶽大権現の造営とともに八大龍王を安置し、奇瑞石を併祭するとある。石碑の裏には「昭和三十九年六月十八日 御在所岳御嶽大権現社 社務所」とあった。

御嶽大権現の石鳥居にも「昭和三十九年六月吉日」とあり、御在所ロープウエイのサイトには御嶽大権現の社殿は昭和39年に建立されたとある。ロープウエイは伊勢湾台風があった昭和34年の営業開始だ。

長袖を着て武平峠へ下り、鈴鹿スカイラインを駐車場へ帰った。中道で出合った登山者を思い出せば3組・単独1の登り8名、下りは単独2人。もう少しいたかも知れないが思い出せない。山頂部では13人。武平峠への下りでは登り1組の3人、下りは1組の2人だった。

行程表

7:02中道駐車場、出発
10:04富士見岩
10:44御在所岳三角点
11:20武平峠への下山口
12:20鈴鹿スカイラインへ下りた
13:08中道駐車場、到着
(作成 2024.07.04)