鈴鹿:御在所岳
中道から。タムシバが中腹まで良く咲いており、アカヤシオの開花前線は中道の三合目まで。
- 登山日
- 2024年4月7日日曜日
- ルート
- ロープウエイ駅-中道-御在所岳-ロープウェイ
中道
用事を済ませて遅い時刻に御在所岳へ向かう。鈴鹿スカイラインは先月21日の積雪で冬季閉鎖が継続されていたが、現場の閉鎖ゲートは開放されている。しかし、四日市工事事務所はこれを告知していない。困ったものだ。
中道駐車場へ行けば満車だ。予定の通り御在所ロープウエイの駐車場に自動車を置き、放置された北側の遊歩道を見に行くと植栽されたドウダンが一株だけ開花している。遊歩道終点からは蒼滝を見られたが、現在は木が伸びて難しくなってきた。




駐車場に戻って出発する。湯ノ峰にはタムシバの花がたくさん見える。蒼滝橋の架替工事は欄干を残すのみだ。満開のサクラを見ながら三滝川沿いの温泉道路を歩いて大石橋を渡る。階段道の登り口にある石像は御嶽教の神像か。祠が傷んでいる。
東海自然歩道を東へ歩き、青嵐荘だったか、建物の撤去跡を通過した辺りで北側斜面に取り付いて適当に歩き、蒼滝トンネル西口の駐車場へ出る。足下に見つけた白いモコモコは調べるとギンリョウソウらしい。早過ぎるように思うけれど。




中道を登れば650m付近のアカヤシオが開花していた。裏道への連絡路分岐(三合目)の下でも近年は花が少なかったアカヤシオが良く咲いている。ソメイヨシノの開花は名古屋で平年比の4日遅れ、彦根で1日遅れなので、アカヤシオの開花も遅れると思ったが平年並みの様子だ。三月の気温は低かったが、月末以降は気温が高くなっている。
地蔵岩のアカヤシオは先端が紅いツボミ、タムシバは地蔵岩や白い60m鉄塔の下まで咲き上がっており花も多い。
体力の低下を実感しながら登る。聴力も補聴器なしでは怪しいので、後方から来る若者に道を譲るタイミングを逸してしまう。気付いたときはゴメンネと言って後ろ姿を見送るがチト羨ましい。登山中は補聴器を装着しない。高額なデジタル補聴器を落としては大損害だし、汗かきなので電子機器へのダメージも心配だ。ザックのショルダーベルトとか、塩が噴いているのだから。
御在所岳
鈴鹿スカイラインから三時間で富士見岩に到着。冬枯れの遊歩道を三角点へ向かう。「ございしょ自然学校」は今日も休業。財団法人日本カモシカセンターの財産処分の受け皿になっていると思うのだが不活発だ。


三角点から東へ下りると、立入禁止になっていたデッキの解体作業が行われている。芭蕉園でも一部の歩道が撤去されているが、今後はどうするつもりやら。
ロープウェイで下山する。会員番号が3000番台の年間パスポートを所持している。ヒザを傷めたので購入し、現在は二年目になる。御在所ロープウエイは、最近、年間パスポートと片道運賃を値上げしている。年間パスポートはロープウェイ、駐車場を利用できるので、値上げ後は5回の往復利用、周辺の無料駐車場を利用するなら7回の往復利用、片道だけなら12回の利用をしないと元を取れない。来週は土曜日まで設備工事で運休、特に夏の運休時期が残念だと思うこともあり三回目の購入は当分なしかな。
最近の山歩きでは腰と足の付け根付近の疲労感が強い。ヒザ痛対策で座る生活から椅子の利用に変更したためかも知れない。もう、こうなると寝転んで暮らすしかないように思えてきた。
行程表
10:06 | 御在所ロープウエイ駐車場、出発 |
10:23 | 大石橋 |
10:46 | 蒼滝トンネル西口駐車場 |
10:59 | 鈴鹿スカイライン、中道登山口 |
13:55 | 富士見岩 |