鈴鹿:御在所岳
今日も右ヒザの具合を確認するために中道を登り、武平峠へ下りた。アカヤシオの開花前線は七合目だが、まだ花は少なくて寂しい感じ。そして寒波がやってきた。
- 登山日
- 2023年4月8日土曜日
- ルート
- 中道-御在所嶽-峠道
三ツ口谷堰堤
少し寝坊したので中道駐車場は満車。表道の百間滝橋西詰の駐車場に自動車を置いた。まだ空っぽだ。
表道を少し下って旧道に出る。東多古知谷を東へ渡れば崩れていた歩道が良く整備されている。有難いことです。三ツ口谷の堰堤にはアカヤシオが咲いていた。一株だけ良く咲いている。残りは遅いのか、花が少ないのか。四日前には花が見えなかったタムシバも咲いていた。




ここへ何年か前にスイセンが植えられた。どうかとは思う。この辺りは、もう国定公園の第一種特別地域内ではないか。あとは中道登山口まで鈴鹿スカイラインを下降した。風は穏やか。朝日が明るくて、少し暖かくて。ミツバツツジが綺麗だ。
御在所岳
中道を登る。650mの早咲きのアカヤシオはかなり散っている。地蔵岩にはツボミが沢山あったが、いまのところキレットまで花は少なめ。


何故か平衡感覚が微妙なので慎重にキレット通過し、木梯子(950m)を登れば北谷側やキレット側でアカヤシオが良く咲いている。いつもの株には一輪だけ。この先、風が強くて寒そうなのでシャツと手袋を着用。寒波の到来時刻が思ったよりも早そう。


アカヤシオの開花前線は七合目にある毎年の早咲の株まで上がっている。天気が不穏なので早く登りたいが、珍しくも私より遅いグループに前方を塞がれる。八合目過ぎのテラスではアカヤシオのツボミが紅い。早過ぎるが、この寒波で少しは遅れるのだろうか。

富士見岩から遊歩道を歩くと、強風とともに雨がバラバラと落ちてくる。これに雪の粒が混じって地面を転がっていく。朝陽台の早いアカヤシオは次の週末までには開花しそうな雰囲気だが、この寒波は厳しいかも知れない。まだ4月8日だし。
強風で落ちてくるものが雨から雪に変わった。霧で視界不良。鈴鹿スカイラインに下りてから濡れるのも嫌なので、本格的なのが来る前にさっさと武平峠へ下った。アカヤシオの花には1010m(溝道の入口)で出合っている。
ほとんど雨に濡れることなく自動車を回収できた。自動車のラジオから「テレホン人生相談」が流れてくる。パーソナリティは「今井通子」さんと聞こえた。
大石橋


4日と同様に大石橋へ行った。旅館・内蔵助の前でシャクナゲが咲き始めた。大石橋左岸側の階段道の登り口右側にある「左一の谷」の石標は少しスッキリ。そして、階段の登り口の左に石像があることに気付いた。地蔵ではなく、御嶽教の神像かも知れない。石像に接近し難いと思っていると本格的な雨が降り出した。油断した。
右ヒザに支障なし。むしろ右ヒザ保護の体制だったので左ヒザの疲労感が酷い。帰宅後、15時頃のライブカメラでは山頂が白っぽい。雪が降ったらしい。翌日に御在所ロープウエイで山頂に上がってみた。
行程表
7:03 | 百間滝橋西詰駐車場、出発 |
7:40 | 中道登山口 |
10:15 | 富士見岩 |
10:41 | 武平峠下山口 |
11:37 | 鈴鹿スカイラインに下りた |
11:59 | 百間滝橋西詰駐車場、着 |