鈴鹿:御在所岳
まだ右ヒザが痛むのでロープウェイで山頂を往復した。山頂では紅葉が始まり、シカが闊歩していた。
- 登山日
- 2022年10月14日金曜日
- ルート
- ロープウェイ-御在所岳-ロープウェイ
記録
金曜日の15時過ぎにロープウェイに乗車した。下降してくるゴンドラには遠足なのか児童がたくさん、これに観光客や登山者が交じる。閑散としていた9月とは様変わりだ。
塗装工事が続く6号塔を見て山頂に到着すれば紅葉が始まっている。まだ、空気の透明感は物足りないのだけれど。右ヒザの痛みが悪化したので、今日は山頂駅周辺を散策するのみに止めた。




アカヤシオの種を探してみるが、あまり見当たらない。今年が抑制的ならば、来年の春は良く咲くかも知れない。それまでに体調が戻れば良いのだけれど。
遊歩道を歩き、裏道下山口付近の曲がり角でサラサドウダンを見上げていると何か感じるので、右後ろを振り返れば、こちらを見ているシカ二頭と視線が合わさった。



小さい方のシカはこちらを向いたままだが、大きい方は時々、視線を逸らしている。緊張の緩和が必要なのはお互いさま。好奇心旺盛なカモシカと違って、シカは直ぐに逃げ出すので、当方も視線をさまよわせながら、白い尻を見せて逃げ出す前にシカの写真を撮影できた。
場所は遊歩道側壁の上の斜面、背後は気象レーダー施設だ。警戒音を発することもなく、ゆっくりと茂みに入って行った。付近の遊歩道周辺のヤブにシカが潜んでいることを見たことがあるが、何でこんな所にいるのか。
さて、動物からの視線は感じられるものなのか。そのメカニズムはどういうものか。第六感とか、霊感とか、何かあるに違いない。これが解明されれば、ガールウォッチングが観察対象にバレない手法を見出せるに違いないと思ったりする。いい年になったが、こればかりは男の性である。
(作成 2022.10.14)