鈴鹿:御在所岳
右ヒザの痛みが残っているのでロープウェイで山頂を往復した。表道を東多古知谷まで下りてみたが、やはりヒザが痛む。
- 登山日
- 2022年9月26日月曜日
- ルート
- ロープウェイ-御在所岳-ロープウェイ
記録
月曜日の午後のこと。シーズンオフの御在所ロープウエイに待ち行列なしで乗車できた。運動不足でサルコペニア爺さんにならぬように少し山道を歩いてみる。
山頂遊歩道の表道下山口には通行止の表示がない。菰野町によれば「一般国道477号において落石対策工事を実施するため、御在所岳の表登山道が全区間通行止」のはず。受注業者が至らないのだろうか。
右ヒザに負担がないようにソロソロと表道を下降して東多古知谷に到着すれば、僅かばかりのダイモンジソウが咲いている。時刻は15時を過ぎており、既に日陰となって花の色は冴えないけれど。




ここからユースホステル跡へ散乱するゴミを見ながら登る。右手のダム堰堤前には、これからの季節、白いキクの花が一面に咲く。ヨメナだったか。少し咲き始めたようだ。ユースホステル跡の更地は植栽されているが、あまり根付いているようには見えない。
舗装路を西へ歩く。道路を起点にしたダム側の崩壊は拡大しており、土嚢やブルーシートが崩壊斜面に落ち込んでいる。その先の南側の崩壊は木組みで食い止められている模様。この付近でシカが数頭、道路上から警戒音とともに逃げて行った。道路上には随分と糞が落ちている。道路は樹木が茂り、閉鎖的な雰囲気へと変わってしまった。


御嶽大権現に立ち寄って遊歩道を歩けば、ネットフェンス前に新しい看板があった。「みえ森と緑の県民税を活用しています」とある。三重県独自の税金を思い出した。平成26年度の導入後、我が家では48,000円を税金として支出したことになるが、元気がないミズナラの苗木を見ていても有難みを感じはしない。
山頂で出合った観光客は10人足らず。アカトンボはもういない。翌日は右ヒザが痛み、秋の復帰は絶望的だ。せめてアカヤシオの季節までには何とかしたいのだけれど。