鈴鹿:御在所岳
今年は残雪が多く、中道の7合目過ぎの溝道以降は所々に雪や氷があって気を遣った。
- 登山日
- 2022年4月2日土曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-峠道
中道
鈴鹿スカイラインの三重県側は蒼滝トンネルの補修工事で通行止。予定では連休の直前まで工事が続くようだ。温泉側から中道駐車場へ入った。




残念ながら曇り空。久し振りの山歩きで身体が重い。650mでアカヤシオのツボミが赤くなっている。来週後半に開花なら、開花時期は平年並みになる。ロープウェイの索道下で花を幾つか見つけた。



五合目がタムシバの開花前線。いまのところ花は少なめの印象。ここから見る鎌ヶ岳北面は、この時期にしては残雪が多い。御在所岳も本谷に残雪が見える。立岩へ寄り道して見上げると八合目以降の北面に雪が見える。直近の中道北面にも日陰に雪が残っているのだけれど。


アカヤシオのツボミを探して歩けば、4号杭の低い株にはツボミがとても少ない。キレットでは程々にあった。




七合目過ぎで溝道が始まると雪が現れた。固い雪上のステップを登れば良いが、所々に段差や踏み抜きがあって面倒くさい。日当たりが良い場所では溶けているが、八合目から北面の道になると雪と氷で足下が良くない。
御在所岳








本谷の残雪は遠方から良く見えるのだが、富士見岩から見下ろすと意外と少ない。山頂の残雪も多い。特に除雪された朝陽台北側の遊歩道にはたっぷり。人の姿は少なく、登山者5人、ロープウェイの観光客も15人くらいしか見ていない。


御嶽大権現の便所みたいなのが撤去されていた。使ったことはないけれど。遊歩道周辺の植栽保護用ネットフェンスは支柱が折れるなどしている。
峠道




武平峠への下山口周辺には残雪があるのでチロリン村側へ逃げた。これ以降、武平峠までの登山道に雪はなし。しかし峠から東に下りると、やはり残雪がひと塊あった。
鈴鹿スカイライン
鈴鹿スカイラインに下りると、武平トンネルはフェンスで通行止。滋賀県側から三重県へ入られない。


排気ガスがない鈴鹿スカイラインを歩くと、三ツ口谷入口の東にある駐車場が車両と工事事務所で占領されている。9月20日まで落石防止工事とある看板が転がっていた。
写真の「歩行者の方へのお願い」は中道駐車場付近の看板。蒼滝トンネルの工事で歩行者も通行止なので、温泉側へ迂回せよとのこと。
行程表
6:34 | 中道駐車場、出発 |
9:37 | 富士見岩 |
10:19 | 三角点、出発 |
10:56 | 遊歩道・武平峠下山口 |
11:42 | 武平峠 |
11:52 | 鈴鹿スカイラインに下りる |
12:37 | 中道駐車場 |