鈴鹿:御在所岳
アカヤシオの花見登山。開花前線は中道の七号目~八号目の間にあった。山頂部では一部のツボミが膨らんでおり、次の週末には早い開花だろう。
- 登山日
- 2021年4月19日月曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-峠道
中道
月曜日の早朝、自動車6台の中道駐車場を出発した。御在所岳の山頂部は雲の中。道の駅以降、小雨があったが大丈夫そうな雰囲気だ。
見上げる東斜面にはアカヤシオの花色がほとんど見えない。裏年なのか、それとも寒波の被害が甚大だったのか。いずれにせよ花が少ないに違いない。




オバレ石まで少なめだがアカヤシオが咲いている。どれも背の低いものばかり。高い位置の花は週末の強風で吹き飛んだか。吹きさらしの五合目展望台も花少なし。地蔵岩からの稜線も咲いているが少なめ。キレットでは花が痛んで褐色に。
暖かい3月だったが、4月5日以降は平年並みの気温に戻った。4月3日にはオバレ石で開花を確認したが、この気温低下は例年より早い開花のアカヤシオには厳しいかも。




七合目から見上げる中道は膨らんだツボミで紅色を帯びているが花は少ない。花を探せば本日の開花前線は1055mだった。八合目から北面に回り込むと雪がある。自宅出発前に確認した山頂気温は-0.6℃(三重県大気環境情報)だったので、昨夜の雨が雪に変わったらしい。
御在所岳






朝陽台の御嶽神社北側にあった石像が修繕されている。地蔵さんと思ったが、衣服がらしくないので御嶽教の行者像か。
峠道


寒いので三角点へ行かず峠道を下る。直ぐにアカヤシオ(1090m)を見たが「開花」のようだ。峠道も花は少なめ。溝道に入るとツボミが多数落ちている。武平峠南側のヤマザクラが咲き始めたのか、遠目には少し赤っぽい。
出合った登山者は中道1人、山頂部1人、峠道で16人(単独5、2人組4、3人組1)ほど。武平峠東口の駐車場は半分ほど埋まっており、戻った中道駐車場は満車だった。
行程表
5:42 | 中道駐車場、出発 |
8:17 | 富士見岩、到着 |
9:09 | 峠道、下山開始 |
9:56 | 武平峠 |
10:05 | 鈴鹿スカラインに下りる |
11:14 | 駐車場、帰着 |