鈴鹿:御在所岳
体力の点検のために中道、裏道を周回した。既に中道の650m、700mではアカヤシオのツボミが紅い。
- 登山日
- 2021年3月27日土曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道-小峠-中道
中道
鈴鹿スカイラインの冬季閉鎖が解除された。ただし、中道駐車場の西300m付近で通行止だ。四日市建設事務所によれば、法面工事のため、4月28日(予定)まで滋賀県側へ通り抜けできないとのこと。
中道駐車場の出発は6:02。手袋なしでは指先が冷たい。駐車している自動車を数えれば鈴鹿スカイライン側に18台なので駐車率は四割近い。中道登山口へ行くと、御在所山の家の老朽化していた鉄橋が「く」の字に曲がって落ちていた。




中道の650mではアカヤシオのツボミが紅い。裏道連絡路の分岐下の700mでも見上げると同様だ。ロープウェイの架線下を通過し、電線路の切り開きに来ると前方右手にタムシバが咲き始めている。この辺りがタムシバの開花前線のようだ。
今年はサクラの開花が早い。アカヤシオも同様だろうが、早咲きの年は花やツボミが寒波の悪被害を受けやすいので、アカヤシオにとっては波乱の年になるかも。
今日は登山者が少ないが、七合目標識の西側にヘルメットの登山者2人が登ってきた。裏道からヴィアフェラータでお出でか。その後、富士見岩の尾根南面に姿を見たが、その付近では何度か猛禽のつがいらしい姿を遠方から見ている。最近は出合っていないが、この様子では再会は無理かも知れないね。
御在所岳

朝陽台、御嶽大権現、三角点を巡り、国見峠へ下りた。バイカオウレンやショウジョウバカマの花が少し。タテヤマリンドウは見なかった。曇り空になってしまい残念。朝陽台のアカヤシオ(いつもの健康優良児)は多数の花芽を着けている。
裏道
岩ゴロゴロで歩きにくい裏道を下る。登山者が少ないので追い越されることもなく、感覚的には快調だ。藤内小屋まで来ると三嶽寺跡方面への橋がなくなっていた。徒渉は岩伝いで問題なさそうではある。営業しているが人がいない藤内小屋で一休み。玄関前のサクラには開花の気配なし。


標識から中道への連絡路に入るとドングリが多数落ちている。その先にも沢山。山頂のミズナラの下にはドングリが残っていなかったが、此所にはシカとか、カモシカとか(クマとか)は食べに来ないのか。イノシシが掘り返した痕跡もあるが、イノシシもイベリコ豚みたいにドングリを食べないのか。それともコレは好みでないのか?
小峠から東の岩場まで歩くとミツバツツジのツボミも色づき始めていた。中道に戻って下降するとヒザの負荷が少々厳しいが、花見登山ができる程度には体力があることを確認できた。それより、来月は駐車場の確保が大変かも。
行程表
6:02 | 中道駐車場、出発 |
8:58 | 富士見岩 |
10:24 | 三角点出発 |
11:35 | 藤内小屋(11:35-11:45) |
12:24 | 小峠 |
13:26 | 駐車場 |