鈴鹿:御在所岳
黄葉が始まったが、曇り空のためか山頂部はいまひとつの印象だ。
- 登山日
- 2019年10月27日日曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道
御在所岳
中道駐車場に5:55に到着。見上げれば山頂レストランが明るい。室内照明を全て点灯しているのか。駐車場の自動車は五割程度。周辺には出発準備中の登山者が多数いる。日の出の時刻は名古屋で6:08だが、曇り空の為か日の出15分前とは思えぬ暗さだ。
十月末には伊勢平野に冷たい雨が降るが、今年はまだ暖かい。夏と同じ服装で出発した。中道登山道では整備が続いている。オバレ石では南側への進入路が木製フェンスで閉鎖された。何故だろう。

そのオバレ石を通過すると、登山道左側の岩上にある水溜まりに大仏様が鎮座していた。鎌倉の土産物なのか、上品上生印の阿弥陀さんっぽい。お賽銭付き。新手の悪戯だね。三合目のように、間違った標識を設置されるよりは良いことだろう。




中道では青空にならなかった。キレットで道を譲ったトレランの親父さんに七合目~八合目で再会。もう山頂から帰ってきたのか。この種族には何時も唖然とさせられる。混雑した登山道でやらなくてもとは思う。





山頂部を徘徊する。明るくなったが青空と陽射しには無縁。御在所ロープウエイのサイトでは、山上の紅葉は「もうすぐ見頃」と告知されているが、見頃が来る前に枯れ葉になって散るのではと怪しむ。
登山者多数。ロープウェイの観光客も多数。三角点から降りてくると、立入禁止になっている木製デッキ付近で、また同じトレランの親父さんに出合った。

裏道の下山口では、岩場が立入禁止になっている。「崩落危険・立入禁止」とあるが、藤内壁側に崩落でもしたのか。


道草しながら裏道を下山した。藤内壁にクライマーは見えない。藤内小屋で休み、カマ跡を通過すると中道への分岐標識がある。この分岐で登山靴のヒモを締め直していると高齢のペアが中道への連絡路に入って行く。鈴鹿スカイライン経由で駐車場へ戻ると、先程のペアもやってきた。スカイラインは駐車場まで登りなので、その標高差を考慮すれば、敬遠していた小峠経由の連絡路は良い選択かも知れない。
自動車でスカイラインを下ると、目前をカモシカが山側から谷側へ横断した。命知らずな奴だ。対向車線の自動車も急停車。場所は湯の山かもしか大橋から西へ100mほどの所。天然記念物を轢いてしまうところだった。
行程表
6:03 | 中道駐車場 |
8:30 | 富士見岩 |
10:57 | 裏道下山口出発 |
13:40 | 国見峠 |
13:58 | 駐車場 |