鈴鹿:御在所岳
梅雨明け。御在所ロープウエイのリニューアル工事は終了したが、観光客も登山者も少なめ。夏休みまであと少し。
- 登山日
- 2018年7月12日木曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-峠道
御在所岳
西日本豪雨の雨が止み、東海地方は早い梅雨明けとなった。しかし青空はなく、菰野町に入ってから小雨が2回、フロントガラスを濡らした。まあ、御在所岳の山頂付近は明るいので大丈夫だろう。到着した中道の駐車場には自動車がいない。珍しいこと。
硬膜下血腫で手術を受けた婆さんはリハビリ転院でメンテ不要。特定疾病で寝ている爺さんを仕事休みのカアちゃんに任せ、体力維持登山に出て来た。爺さん部屋のエアコンが故障、パソコンがダウン、婆さんは入院など、酷い1ヶ月間だった。


中道登山口では登山道の路面改良工事が進行中だ。石を敷き、木枠を組み、土を入れている。有難いことです。空気は冷たく、小鳥のさえずりが多い。体力がないのか、気力がないのか、オバレ石まで50分なり。
6月18日朝の大阪府北部地震では四日市の自宅でもかなり揺れたが、地蔵石は健在。江戸時代末期、文政天保頃の「おく山ふみ」には藤内壁、夷岩、被負石とともに菩薩岩が出てくる。地蔵岩のことと思うが、現在までの地震で落ちていない。胸突八丁の溝道ではセミの鳴き声にウグイスのさえずりが混った。雨は降らず。3時間余りで富士見岩に到着すれば、山頂部は赤トンボの季節だった。



御在所ロープウエイの山上駅から出入口のシャッター音が聞こえたので行ってみる。新しい食堂が昨日から開業しているが、ロープウェイ乗り場の通路から外に出て食堂入口のガラス戸から入る仕掛け。風除けはあるが悪天候時が気に係る。まあ、利用する気はないのでどうでも良いか。ここから解体中のアゼリア(旧山上ホテル)を見下ろせる。
ナツツバキが咲いた遊歩道を三角点へ向かう。軽四トラックに解体作業の人達が沢山乗ってご出勤。旧山上ホテルは入口から東側が解体され、大量の解体ゴミが置かれている。



三角点には登山者が3人だけ。国定公園記念碑前の屋根付きベンチで休んでいると、おじさん達が丸太を担いできた。夏休み前に階段の改修か。あるいは丸太が立派なので別件かも知れない。
こちらは長者池前のロウソク。御影石を模したニセモノだが、化けの皮が剥がれた。北側に金属製の台座が残っているが、当初は立て札があった。写真を探すと2005年4月のモノが出てきた。「愛知県議会議員筒井タカヤ」と「長者池八大龍王名古屋奉賛会」の名称がある。見苦しいので片付けて欲しいものだ。(検索すると愛知県議会議員名簿の名東区に筒井タカヤとあり、ローソク云々とある。当選回数11回の超ベテランの現職議員だが、こんなところまで出向いて偽物のロウソクを立てるとか止めて欲しい。)
武平峠へ下った。青空が見えてきたが、峠道は風があって暑くもない。中道で出合った登山者は単独2人、峠道では1組(3人)と少ないが、来月5・6日はインターハイで人出だ。(4日:三池岳・釈迦ヶ岳、5日:国見岳・御在所岳、6日:鎌ヶ岳・御在所岳なのだとか。)


鈴鹿スカイラインをボチボチ歩く。御在所山の家のナツツバキはツボミを残している。駐車場のネムノキは終わりか。枝を摘まんで引き寄せてみるが、青空を背景にしないと色が冴えない。

ネムノキの写真を拡大したりしてみる。花言葉は「歓喜」ですか。
菰野町図書館



菰野町図書館東側の蓮池に立ち寄る。蓮池の通路側に背高の水草が繁茂しており、ハスの花がイマイチ見えない。時期も少し遅かったか。図書館2階の交流ラウンジから御在所岳を眺めて今日はお仕舞い。
行程表
5:51 | 中道駐車場 |
8:56 | 富士見岩 |
10:12 | 峠道下山口 |
11:02 | 鈴鹿スカイラインに降りた |
11:58 | 中道駐車場 |