鈴鹿:御在所岳
遅れていたアカヤシオの開花が中道で始まった。今日の開花前線はオバレ石まで。例年より登山道の残雪が多い。
- 登山日
- 2017年4月18日火曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-ロープウェイ
御在所岳


中道登山口の駐車場に到着したのは昼前。地元の「役」があり、今年は時間を思い通りに出来ない。
現在、中道がある尾根には西側から不自然なルートで取り付くが、今日は駐車場出口から直接に取り付いた。ササが消失し、擁壁工事で歩きやすくなっている。直ぐ「大先達覚村霊神」の霊神碑があり、福壽講、大正十二年秋と刻まれている。表道登山口に多数の霊神碑とともにある「御在所嶽御嶽神社登山道」の石碑には大正十一年とあった。覚順により明治十二年に御岳神社の分霊が御在所岳山頂に置かれて約五十年。何故、表道でなく、こんな所に霊神碑があるのだろう。この先達は中道を使ったのだろうか。
霊神碑の背後には小屋跡なのか石組みがあり、黒い樹脂ホースを追いかけると新設された擁壁の上に出て中道に合流する。




登山道ではタムシバの白い花が目立つが、アカヤシオやミツバツツジは数が少ない。昨日は裏道への連絡路分岐までアカヤシオを確認し、雨で引き返したが失敗。オバレ石まで登ると既に一株が開花していた。13日の中道ではアカヤシオが開花していなかったので、予想外の咲き上がり速度だ。
五合目展望台の手前では、落石注意でルートが付け替えられている。キレットではアカヤシオのツボミが膨らんでいるが、週末に間に合うか微妙。1100mのテラスを過ぎ、登山道に現れる残雪を踏み抜かぬように歩いて富士見岩に到着した。



伊勢湾方面は晴れているが、ここ御在所岳は曇り空。タテヤマリンドウの花を探すが僅かしかない。そして、その花は開いていない。膝関節の負担を減らしたいので、下山はロープウェイを利用した。
ロープウェイ駅から駐車場まで、温泉道路の坂道を歩いて30分。一ノ谷茶屋跡から見る長石尾根のアカヤシオも花が少ない。中道で出合った登山者は、登りは単独者2名と家族連れ1組、下山は2組。花同様に少なかった。そして花粉症に悩んだ。
行程表
11:37 | 中道登山口駐車場 出発 |
13:45 | 富士見岩 |