鈴鹿:御在所岳
中道と裏道、青空と西風で快適な山頂だった。登山道は何時もと変わりない。
- 登山日
- 2015年8月23日日曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道
記録
国道477号線のバイパスを独占状態で西進して中道登山口の駐車場に到着。6:21に出発した。駐車場の利用率は50%だ。
中道を登ると強風が吹き付ける。山頂の雲は動きが速く、御在所ロープウエイは運休しそうな雰囲気。その5号塔が朝日を受けて良く見える。支索を引っ張るカウンターウエイトがブラ下がっているが、コンクリートブロック上に手作業で並べた敷石が欠けているように見える。大差ないのだろうが。
大気が乾燥しているのか幾分か透明感がある。消音機構付きのベルを下げた登山者を見送る。良いかも。出合った登りの登山者すべてに追い越され、駐車場から富士見岩までの所要時間は2時間42分。前回と同じだ。









山頂・朝陽台の溝掘り工事は放置状態。ロープウェイは稼働したが、強風のため毎時0分と30分の2回運転と放送を始めた。強風で危険なら運休だろうに、何故に間引き運転なのだろう。
木々には夏の濃緑に褐色が混じり始めた。遊歩道を歩けば、キノコ(菌糸類)やコケ(蘚苔類)、地衣類が不気味に美しい。週末の雨で元気なのだろう。リョウブの花には昆虫が多数飛来している。花が少ない時期なので大繁盛だ。ヒカゲノカズラの群落に踏み入ると大量の胞子が飛散して驚く。ストックで突いて遊んだが花粉症は反応なし。

三角点から武平峠へ下降して裏道へ入る。ツキノワグマが徘徊している養老の山々も見える。六合目の崩壊地では、怪しくなった登山道東端に固定ロープが設置された。有難いことです。藤内小屋に登山者の気配は薄い。今年はパイプ堰堤で大型のハチに絡まれることもなし。下山は老後を考えてダブルストックを試したが面倒くさい。
駐車場に戻る。前回に気付いていたが、道路沿いをガードレールで閉鎖して一部の駐車場を塞いでいる。超悪質な駐車違反が原因か。残念なことだ。もう少し納得できる方法はないものかと思う。
行程表
6:21 | 中道登山口駐車場(割谷駐車場)出発 |
9:03 | 富士見岩 |
10:28 | 山頂三角点出発 |
10:55 | 武平峠 |
12:52 | 駐車場 |