鈴鹿:御在所岳
田植えから1週間余りが経過したが、苗は赤褐色を帯びて元気がない。連日の乾燥した西風と低温傾向が原因だ。御在所岳のアカヤシオも同様か。中道の開花前線は1110m。表年を期待したが花は少なめ。しかし、裏年と言うほどには非道くもない。
- 登山日
- 2013年4月29日月曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-表道
記録
朝日と伴に起きるカメハメハ大王と化していては、鈴鹿スカイラインの駐車場確保はままならぬ。御在所山の家前を通過して、三ツ口谷手前の駐車場に自動車を置いた。この時刻ならガラガラだ。カーブを2つ戻って10分後に中道登山口に到着。6時50分だが登山者は多い。

写真は地蔵岩から見る御在所岳。アカヤシオはあまり咲いていない。(この写真の印象よりは良いが。)写真右下に、木梯子を登ったところに咲くアカヤシオが見える。

そのアカヤシオ。中道950m地点だ。毎年、良く花を咲かせる。曲がり角でこの花が現れると登山者達が歓声をあげている。

背後の岩に乗ってキレット方向の中道を見下ろす。やはり花が少ない。

1000mの展望台から中道を見上げる。開花前線は100m上にある。登れば開花間近のアカヤシオが多い。

1100mのテラスから。僅かに咲き出した。しかし、まだ堅いツボミも多く、テラス脇の矮木はツボミが少ない。
今年のアカヤシオの様子は、先行走者が飛び出して花を咲かせたが、後続集団が追いついて来ない印象。その後続集団もリタイアしたものか数は少なめ。閑散としたシャッター街を見る思いだ。気温が上昇する連休後半の開花に期待したい。


山頂・朝陽台は殺風景だが、僅かながらアカヤシオが開花している。用事があるので早々に表道を下山した。




表道も花は少ないが、嫌というほど見慣れた裏年とは花の付き方が違うように思われる。ミツバツツジもそれなりに咲いているし...
旧道まで下りると、東多古知谷を渡ったところで登山道が崩れている。これを巻いて、三ツ口谷入り口からスカイラインを歩いて駐車地に戻った。連休後半には、鈴鹿スカイラインは全面開通しているはずだ。
行程表
6:40 | 駐車場 |
6:50 | 鈴鹿スカイライン・中道登山道 |
8:51 | 富士見岩 |
9:27 | 表道下山口 |
10:45 | 旧道・表道登山口 |
10:54 | 駐車場 |