鈴鹿:御在所岳
沖縄には大型台風で大気が騒がしい。こちらは霧の山でeTrex30の試運転をした。
- 登山日
- 2012年9月16日木曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道
中道・裏道
東南東の風に乗って、三重県中南部に雨雲が流れ込んでいた。鈴鹿山脈への流れ込みはないが、山脈それ自体が雨雲を湧き上がらせる。(XバンドMPレーダ雨量情報)早朝から逡巡していたが、太平洋上の雨雲が消えたので、雨を覚悟して御在所岳へ向かった。




霧の旧料金所へ一番乗り。このまま最後まで霧の一日になった。中道を登るがペースが上がらず、オバレ石まで50分。景色なんぞ見えず、ただ真っ白なばかり。
「立岩の頭」の標識も真っ白。何かと思えば、樹脂板にラミネートされたフィルムが剥ぎ取られている。何をやっているのか。樹脂製標識の耐光性が気になるが、印刷面の剥離も問題になりそう。


富士見岩までに17人の登山者に出会い、全員に追い越された。急ぐ必要はないが、やはり体が重い。山頂部を徘徊すること2時間以上。名古屋の予想最高気温は33度とラジオから聞こえたが、こちらは涼しい。リフトの中間駅にはドッグランが作られている。何でもアリでしょうか。一部の木々が色を変えはじめた。


裏道を下山する。日向小屋跡のパイプ堰堤が完成していた。こんなので土石流対策になるのだろうか。
eTrex30の試運転
使用していたeTrexHは、電源が切れて軌跡が記録されないことがある。eTrexは世代交代したので、先月にeTrex30(英語版)を購入した。

「国土地理院発行25000/1の紙の地形図を忠実に再現した地図を収録」したという「日本地形図25000」に用があったので、西日本版とともに TKA Planetに発注。ここにイロイロ書かれているシロモノではある。
この地形図(忠実再現モード)は少し古くて、長久手市ではパビリオンが立ち並び、2005年愛・地球博を開催中。しかし山登りには問題なし。むしろ崖マークや送電線の記載があって良い。地図データはラスタ画像として保存されており、下図のとおり拡大すると線が太くなる。これは仕方ない。


御在所岳で地図表示の精度を確認した。条件はGLONASSをOff、GPSのみ使用した。左は御在所岳の三角点標石上でポイント登録したもの。右は長者池付近での軌跡。池の南側の歩道へ立ち入っている。
10秒間隔で軌跡を取得し、6時間ほどでメモリー使用率23%。普段は30秒間隔なので内蔵メモリーも充分だ。
行程表
5:56 | 旧料金所 |
8:46 | 富士見岩 |
11:26 | 裏道下山口 |
13:34 | 裏道スカイライン登山口 |