鈴鹿:御在所岳
アカヤシオの花見登山。アカヤシオは裏年の様相。しかし、長石尾根上部(鎌ヶ岳北面、950~1050m)では良く咲いており、花見を楽しめた。
- 登山日
- 2012年5月3日木曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-鎌ヶ岳-長石尾根-三ッ口谷
記録

小雨の朝。ラジオは「サクラの開花前線が驚異的な速さで北上している」と宣う。低温傾向から一転して急激な気温上昇、さもありなんと思う。鈴鹿スカイラインの旧料金所では先客は1台だけ。パトカーが巡視に現れたが出番はない。




中道を北谷展望台(7合目、1000m)まで登ると、少ないながらも良い感じで咲いている。しかし、風が強く、直ぐに霧が隠してしまった。そういうものだ。
アカヤシオの花は、1000~1100mが少ないながらも最盛期。しかし、テラスの矮木は花を咲かせる気配なし。その先、3日前に未成熟と見えた紅いツボミは落ちてしまった。中道最上部には、ほとんど花がない。1170mくらいで一株咲いていたので、ここを開花前線としておく。


霧が濃い山頂でも、アカヤシオが咲き始めたが少ない。開花が遅れているだけでなく、ツボミも少ないようだ。


峠道を下って霧が晴れると、鎌ヶ岳北面にアカヤシオの御一行様が見えた。下山は長石尾根と決める。

山頂西面の巻道を登って山頂到着。東側の尾根を見下ろすが、どれもアカヤシオが咲いているようには見えない。しかし、陽射しがないので花色が冴えず、遠方から見るだけでは結論を出せない。霧と強風で寒い長石尾根を下降する。
途中、登山道脇の直径10センチ余りの「穴」から水が流れ出し、登山道が小川と化していた。希に見るが、どんな地下構造なのか。




霧が晴れると、隣山で裏年をやっているとは思えないほどに花が咲いていた。この花は長石尾根と三ッ口谷のルート分岐付近まで。それ以降の長石尾根では大方が散っている。


弥一ヶ岳手前で三ッ口谷へ下りた。この付近ばかりが公園のように整備されている。最後に何度か水流を渡るが、増水しており飛び石はどれも頼りない。片足を水に落としてしまった。
行程表
7:59 | 旧料金所 |
10:07 | 富士見岩 |
10:57 | 峠道下山口 |
12:44 | 鎌ヶ岳 (12:44-12:52) |
15:07 | 旧料金所 |