鈴鹿:御在所岳・国見岳
期待のとおり、中腹以上のアカヤシオが一斉に開花した。時期は遅れたが表年らしい開花だ。いい年をした親父が、と思いながらも嬉々として花咲く道を巡る。山頂部は、まだツボミが多い。来週も天気が良ければ楽しめるはずだ。
- 登山日
- 2011年5月8日火曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-国見岳一ヤシオ尾根-三岳寺跡-裏道
中道
時刻は6時、鈴鹿スカイラインの旧料金所南側は5台分の駐車余地を残す程度。信じられないほどに盛況だが白鉄塔は雲のなか。霧の中を歩きたくないので、道草しながら青空を待つことにする。


上図は滋賀県土山の平均気温を使用して、良好にアカヤシオが開花した2005年の気温と、今年の気温を比較したもの。遅れているが順調に上昇している。「来ても」良いと期待が膨らむ。




立岩から見上げる御在所岳には、上部までアカヤシオが咲き上がっている。青空に変わった登山道ではアカヤシオが満開。すごく綺麗だ。嫁さんにも使ったことのない言葉が飛び出す不思議。今度、言ってみようかと思案する。


標高1000m(7合目)から見上げる。中道や、上部のテラスでも良く咲いている。表年らしいアカヤシオの開花だ。




これだけで、もう充分に幸せなのだが、アカヤシオの花はまだ続く。
御在所岳山頂


御在所岳山頂(三角点、朝陽台)の開花は、概ね3分咲くらい。赤いツボミだけのものも多い。鎌ヶ岳北東面に素晴らしく多くのアカヤシオが見えて気持ちが惹かれるが、予定通りに国見岳へ向かった。
国見岳・ヤシオ尾根

国見岳から北側を見下ろすと「来て」いた。青岳から南下する県境の登山道は花盛りだ。

その登山道を歩いて振り返る。この開花は、まだ国見岳頂上までは達していない。花咲く県境登山道をヤシオ尾根分岐まで行く。




もう、何も言うことはない。県境尾根を離れ、なおもアカヤシオの花咲くヤシオ尾根を三岳寺跡へ下りて、裏道を下山した。
行程表
6:16 | 旧料金所 |
10:39 | 富士見岩 |
13136 | 国見峠 |
16:29 | 鈴鹿スカイライン・裏道登山口 |
(作成 2011.05.09)(最終改訂/書式等 2012.02.12)