鈴鹿:御在所岳
山頂部で紅葉が始まったが、シロモジは黄変していない。下山した裏道では、堰堤工事の現場に迂回路ができた。これで、工事に拘わらず裏道を通行できそうだ。
- 登山日
- 2009年10月12日月曜日
- ルート
- 中道-御在所岳-裏道
記録
鈴鹿スカイラインの料金所跡に自動車を置いて出発した。時刻は7時、出発準備をしている間に、駐車スペースの南側は満車となった。
先週の台風18号の通過後、晴天が続いている。中道を登ればオバレ石付近でヒノキの葉が落ちているが、大きな被害はないようだ。展望台から見下ろす裏道の工事現場から重機の作業音が聞こえる。堰堤工事が本格的に始まったのだろう。




冷たい空気、朝日で明るい登山道、青空に残った下弦過ぎの月、何もかも心地よい秋の登山道だ。




大気に透明感があり、御池岳が近くに見える。摩利支天像の背後には白山だろうか、霞んで見える。山頂の紅葉はいまひとつ。これから紅葉前線が降りて行くのが楽しみだ。
スキー場から国見峠へ降りて裏道に入る。相変わらず6合目の前後は登山道の状態が良くない。土石流以降、仮復旧はしたものの、一般登山道とは言い難い状態が続いている。降り方向だと、滑り台のようで嫌な感じだ。

モンペル小屋の建設が続く藤内小屋を過ぎ、中道への連絡路入口まで来ると、中道へ迂回を促す表示が残っている。しかし、日向小屋のサイトによれば、堰堤工事の現場では迂回路が完成しているはずなので裏道を行く。
その迂回路は、登り口付近が崩れたようで早くも復旧作業中だった。大丈夫かな、この先が思いやられる。
左の写真は現場に掲げられていたもの。工事道路などは赤色、登山道は黒色で表示されている。
現在、工事現場から土砂の搬出が続いており、頻繁にダンプカーが往来していた。危険性を云々する以前に、巻き上げられる猛烈な土埃に閉口させられる。これを避けるために、久し振りに渓谷沿いの登山道へ降りた。
行程表
7:00 | 鈴鹿スカイライン・中道登山口 |
8:45 | 富士見岩 |
9:30 | スキー場(ミズナラ)出発 |
11:22 | 鈴鹿スカイライン・裏道登山口 |