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御在所岳日記

早い時刻に中道を往復した。冷たい大気が心地良い。

登山日
2009年9月13日日曜日
ルート
中道-御在所岳-中道

記録

午後には用事があるので、3週間連続の山歩きを実現すべく、早朝に歩き始めた。鈴鹿スカイラインの蒼滝大橋ゲートでは、わずかな駐車地にテントが2張り。間もなく日の出の時刻だ。

湯の山温泉側の道路終点・駐車場では工事が終わり、駐車制限のロープも撤去された。電信柱のような施設だが、「NTTドコモ簡易菰野割谷中継無線局」と表示されている。

写真1

薄暗い中道を登り始める。地蔵岩手前の展望台まで登れば、木曽三川の河口部が朝陽に照らされている。背後の山頂には雲、1時間では立ち退いてくれそうにない。大気から植物たちの熱気が消えて、深い緑も褪せてしまった。強い色彩を感じられるのは、登山道に落ちたタムシバの実くらい。木梯子の上でも、こぼれ落ちそうな赤い実がぶら下がる。やがて、霧に入って山頂まで ...

山頂は霧と強風、何も見えやしない。旧カモシカセンター横の手洗いで一休み。中道を降り、雲が取れて陽が照り始めると、伊勢平野の展望と引替に気温が上昇する。オバレ石付近から登山者が増えた。本谷か、割谷の道へ逃げるべきだった。

蒼滝トンネル西口では、往路で見た西向きの「裏道」標識が取り去られ、東海自然歩道からの迂回路出口へ場所を変えて、東向きに立て直されていた。迷惑な標識と受け取られたのだろうか。説明不足だから仕方ない。

写真2

時間に余裕があるので裏道へ行くと、工事用の仮設道路末端に現場事務所が置かれ、重機が搬入されていた。砂防工事が始まるようだ。

行程表

5:19鈴鹿スカイライン・蒼滝大橋
5:37鈴鹿スカイライン・中道登山口
7:03富士見岩(7:03 - 7:22)
8:38鈴鹿スカイライン・中道登山口
(作成 2009.09.15)(改訂/書式等 2012.02.26)