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御在所岳日記

小雨の御在所岳。咲き始めたアカヤシオを見ようと中道から登った。

登山日
2006年4月23日日曜日
ルート
中道-御在所岳-裏道-中道

中道

いつものことだが朝寝坊した。それでも、料金所跡の自動車は10台に満たぬ。雨着を着て出発した。

写真1

裏道への連絡路分岐下、オバレ石、岩棚の展望台(写真:上)にアカヤシオが咲いていたが、地蔵岩以降には花がない。昨年は4月24日にキレットで咲いていたので、少し開花が遅いかも知れぬ。地蔵岩にはタムシバ(コブシ?)の白い花が咲いていたが、この花もこれより上にはない。暑いので、雨が止んだことにして上着を脱ぐ。

キレットを過ぎれば、ショウジョウバカマもツボミばかり。時折、下山者とすれ違いながら胸突き八丁を淡々と登る。岩壁北面をロープに沿ってトラバースしているとバイカオウレンの花。足下のササが刈り払われた翌年は姿を消していたが、また咲いている。そんな具合に足下を気にしながら登っていると登山靴だろうか、ソールが1枚、きれいに剥がれて落ちているのを見つけたりする。

山頂

写真2
写真3写真4

朝陽台は閑散としているが、若いカップルが1組現れた。どんな日でも必ずいるものだ。まことに、うらやましいことではある。

ロープウエイ駅の食堂はスッカラカン。生ビールなど頼んで座り込むが、店仕舞いの準備が始まった感じ。マンサクを探しに席を立った。雨が降っていたが、風がないので濡れていく。

裏道

わずかに残った雪を踏んで国見峠へ。そして、ササに濡れながら北谷の道を下る。霧で藤内壁のアカヤシオの様子を見れないのが残念だ。おそらく咲いてはいないだろうが。

高校生くらいの3人組とすれ違った。濡れたジーンズでは歩きにくかろうに。ウサギの耳でミツバツツジが開花。藤内小屋に登山者の姿はなく、大工仕事の物音。雨が止んだ。もう一度、花を見ようと連絡路を中道へ帰った。

写真5

行程表

11:30鈴鹿スカイライン料金所跡
13:24富士見岩
14:23裏道下山口
15:51連絡路入口
16:11中道
16:36料金所跡
(最終改訂/書式等 2013.09.15)