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柘植界隈

風ノ森神社跡

写真1 風ノ森神社跡写真2 風ノ森神社跡

2020年1月19日、余野公園の帰路に立ち寄った。倉部公民館に自動車を置いて東へ向かうと、風森橋手前の倉部川右岸にある小さな竹林に石碑が残されていた。石碑正面に風森神社遺蹟、側面に「明治四十年八月二十七日合祀干天神社」とある。干天神社は滋賀県神社庁のサイトで検索しても出て来ない。何処へ行ったのか。

都美恵神社

写真3 都美恵神社写真4 都美恵神社

綺麗な雰囲気の神社。小山の中腹にある拝殿からは霊山が望まれる。拝殿階段下の右手には、石垣内に山神と石像があった。石像は三面だが何者か。

柘植歴史民俗資料館

写真5 霊山

展示の主体は昭和の民具。さらに柘植駅に関わる企画展示があったが、企画展は今回で最後とのこと。関与していたランプの会は解散らしいが、当地の斎王群行も終了なのか。この資料館は老朽化で3月末に閉館とのこと。

玄関には「三重県最初の鉄道駅柘植駅」の旗がある。明治23年2月19日開業とのことだ。古くからの交通の要所らしい。建物前の駐車場からは霊山が良く見える。

斎宮芝

写真6 斎宮芝

少し離れるが国道25号を斎宮芝へ。バス停跡なのか古い「ありがとうございます」の木柱がある道路脇に自動車を置いて田圃のなかの斎宮芝遺蹟へ歩く。

遺蹟には説明板と昭和53年建立の「斎カ芝」の石碑があるのみ。鈴鹿峠の開設以前、柘植川と倉部川の合流点東の此所が斎王群行の頓宮跡地だという。

(作成 2020.01.21)