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川島町のシデコブシ自生地

概要

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この自生地(三重県四日市市)は三重県指定天然記念物に指定されており、川島町内の鹿化川右岸にある。かわしま園の団地から西へ歩いた大門山の山裾に、ビオトープ化された休耕田から数株のシデコブシを見られる。湧き水があって足下が良くないので、花に接近するには長靴が必要。

2020年3月26日

写真3写真4 花壇とシデコブシ遠景
写真3写真4 花壇とシデコブシ遠景

夕刻に訪れた。大門山北側の休耕田にある湧水に数株のシデコブシが咲いているが、元気そうなのは濃い花色の一株だけだ。鹿化川のサクラ並木は咲いていない。手間隙と経費が必要だっただろう花壇は止めたようだ。

2019年3月31日

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写真3写真4 花壇とシデコブシ遠景

シデコブシはツボミを残しているが良く咲いている。七分咲きかくらい。鹿化川沿いのサクラは開花から二分咲というところ。昨年のような逆転はない。

ここには、シデコブシが6株くらいありそうだが、良く花を着けているのは例年同じ1株のみ。花色はどの株も同様で、紫寄りの薄紅色で好み。長靴が必要だが、花に近づけるので良い。通り雨の後の晴れ間、訪れているのは地元の人か。

2018年3月28日

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シデコブシは開花しているが、せいぜい二分咲だろうか。鹿化川沿いのサクラ並木は二分~五分咲。例年、サクラより開花が早いが、現状はサクラに少し遅れているようだ。サクラより気温の感受性が低いのだろうか。名古屋では観測史上、最も早いサクラの満開と報道されている。自宅周辺も満開に近い。

2016年3月26日

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例年、川島の自生地では田光より開花が遅れる。シデコブシのツボミは多く昨年より花数は多そうだが、見頃まで数日はありそう。周辺の鹿化川堰堤のソメイヨシノはツボミを白く膨らませているが、まだ開花していない。

2016年3月21日

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田光のシデコブシ自生地から川島へ来た。こちらは田光に比べると非常に小規模だが、花の色合いが好みだ。残念ながら北向き斜面のためか田光より開花は遅いが、昨年よりは花数が多いようだ。田光で出会ったオジサンにここでも出会った。物好きがいるものだ。まだ鹿化川沿いのサクラは開花していない。ビオトープの菜の花に見入る。あれ、聞こえるのはカエルの鳴き声か。

2015年4月4日

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周辺の鹿化川沿いのサクラは満開。シデコブシは満開を少し過ぎたかも知れない。痛み始めている。時々、ビオトープやシデコブシ見物の人が来るが、長靴でないとシデコブシには近づけない。今年は花が少なめに感じる。

2014年4月5日

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シデコブシは満開。花が痛み始めており、花見には少し遅いか。鹿化川沿いの桜並木も満開だ。時折、花見客が花壇が整備されたビオトープを訪れる。小規模な自生地なのでシデコブシの樹は僅かだが、薄紅色の花が綺麗だった。

背後の丘陵地には、川島地区社会福祉協議会の案内板が立つ大門山散策路があり、山頂櫓からは野登山方面を望めた。平成16年と記載された案内板には、米相場の情報を伝達する「のろし場」があったと紹介している。

2014年3月29日

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シデコブシは開花しているが高い位置なので持参したレンズでは届かない。そのかわりに手が届く高さには紅色のツボミが多数あった。今年は花が少し遅いようだ。

(作成 2009.05.03、更新 2020.03.28)