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養老の滝・玉泉堂酒造

2014年3月8日、「酒蔵みてある記」のハイキングで養老鉄道の養老駅から「養老の滝」に立ち寄って玉泉堂酒造を訪ねた。

ルート
養老駅-養老の滝-元正天皇行幸遺跡-玉泉堂酒造-美濃高田駅

養老の滝

養老駅で試飲券・抽選券がセットされた地図を受け取る。同種のハイキングに比較して参加者が少ない。交通の便の問題か、或いは天候か、雪に降られて出発した。

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渓谷右岸の道で「養老の滝」へ到着。コース設定では引き返すが、進んで薬師堂から滝見亭の売店に出る。冬季運休中の養老ロープウェー(観光リフト)は何故か稼働している。駐車場で訊けば、通行止のアセビ平への林道は3月末で工事終了とのこと。開通すれば三方山から周回コースとして利用できるので利便性が大きい。

雪のなか林道を下る。表山約90分の標識が視界に入り、コンクリートミキサーの大型車が登っていく。千歳楼近くの「元正天皇行幸遺跡」で林道はお仕舞い。「大洞林道延長二七四九米」の表示板が朽ちかけていた。

玉泉堂酒造

適当なところで設定コースに復帰し、ひたすらに歩いて養老町役場と向かい合う玉泉堂酒造に到着した。

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懐中電灯を持って滓引きの作業中なのか、邪魔をしてタンクと発酵槽を見学。養生のためかゴムの腹巻きをしたタンクばかりを見ても詰まらない。案内に従って事務棟2階で試飲した。砕き氷りに酒瓶を突っ込んでいる酒蔵は初見。蜂蜜を原料にした低アルコール酒の甘いこと。この蔵はコンピュータ精米機による自家精米を謳っている。

「酒蔵みてある記」の他の酒蔵のように、余計な物販業者が入って飲み食いすることも無く、さらりと終了して美濃高田駅へ向かった。背中のザックには美濃菊の純米吟醸「荒ばしり」が入った。ガラス瓶は濃厚なグリーン、「無濾過生原酒蔵出し限定品」と有難いフレーズが並ぶ。

(作成 2014.03.09)