神楽酒造
2014年2月22日、近鉄「酒蔵みてある記」のハイキングで、湯の山線・中川原駅から四日市市室山町の神楽酒造を訪ねた。
- ルート
- 中川原駅-春の丘・夏の広場-神楽酒造-四郷郷土資料館-西日野駅
神楽酒造

中川原駅を出発。鹿化川を吉田橋で渡り、緩く登って「春の丘」へ登る。コースアウトして竹林を下り、常磐中学校から御在所岳方面を見る。一ノ谷本谷が白い。「夏の広場」へ戻るべく竹林の舗装路を緩く上り、レンガ橋から歩道へ上がる。四郷風致地区の看板があって、ハイキングには良いところ。四郷保育園の標識で舗装道を離れて山道を下れば神楽酒造だった。






建屋内を見学後、大賑わいの物販で粕汁を飲み一服。日本酒の試飲に廻り、しぼりたて、活性酒、本醸造を購入した。一番高額の純米酒でも四合瓶で1300円。吟醸酒など並んでいないのも割り切ったところか。
同社のサイト(神楽酒造について)を見ても、仕込み水について記載がない。場所柄、鈴鹿山脈の伏流水を期待したいが、水道水と言うことはなかろう。
四郷郷土資料館


天白川沿いに歩く。田中酢店、結婚式場(旧白梅酒蔵)前を歩き、クラシック・スタイルの四郷郷土資料館へ。小高い位置にあり、館内には新美南果の「四郷村鳥瞰図」がある。二階へ上がれないのが残念至極。西日野駅からは、先日の三岐鉄道・北勢線と同様に軽便鉄道の名残を感じさせる電車で四日市へ。
四郷村鳥瞰図・新美南果

資料館に掲げられていた色褪せた鳥瞰図の解説は次のとおり。
- 四郷村鳥瞰図(昭和14年)
- 四郷村が、三重県の優良村に選ばれ、これを機に、昭和14年俯瞰図の作成を、絵師「新美南果」氏に依頼し、描かれたものです。
- 笹野長拮氏からの寄贈とされています。
(作成 2014.03.16、鳥瞰図追加 2016.05.25)