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後藤酒造場

2014年2月16日、近鉄「酒蔵みてある記」のハイキングで、三岐鉄道北勢線の蓮花寺駅から後藤酒造場(桑名市)を訪ねた。

ルート
蓮花寺駅-長谷神社-後藤酒造場-星川駅

長谷神社

北勢線の狭い車両は軽便鉄道の名残。その空間がザック背負って大混雑。飲む前からネジが緩んだオジサン、オバサンと電車に揺られて蓮花寺駅で下車。10時の受付開始まで並んで待つ。

ルート地図を入手した行列は、そのまま集団で道路を歩き酒蔵を目指す。員弁川を桑部橋で渡り、西進して式内社・長谷神社へ入ると拝殿左奥に八天宮神社がある。桑名藩主からお祀りせよと号令が出たもの。八天狗らしいが、それらしい雰囲気はない。

後藤酒造場

竹林の丘陵地を見ながら西進、田舎道や団地を歩けば、後藤酒造場は小規模な谷地形にあった。員弁川から高いが、ここなら仕込み水があるのか。

写真1写真2
写真3写真4

並んだ行列は抽選のためと聞き、列を離れて試飲へ向かう。抽選会場(空っぽの米倉か)を横目に入った場内は大賑わい。順路に従って建屋内を歩けば、甑やサーマルタンクに酒造りの説明がある。こんなことに気を配る蔵元は「酒蔵みてある記」にはなかった。

有料試飲の後は、フィルタープレス横で甕口からすくった搾り立てを試飲する。購入する酒を選ぶうちに試飲の大吟醸が無くなったと聞こえる。懐具合を勘案して四合瓶2本を仕入れて出発すると頭上にウメの花。薬の効果なのか今年は花粉症に悩むことなし。植林帯に突入しても耐えられるだろうか。

写真5

関東は希な大雪で被害が出ているが、藤原岳の積雪は例年以下に見える。帰路、桑名市内を見物して帰った。

(作成 2014.03.08)