1. 鈴鹿山脈/登山日記

  2. 山麓徘徊
  3. 青木酒造

青木酒造

2013年12月1日、近鉄「酒蔵みてある記」のハイキングで、青木酒造(愛西市)へ出かけた。今期の「酒蔵みてある記」の第1回、新酒の季節の始まりだ。

ルート
弥富駅-薬師寺-専念寺-弥富神社-証玄寺-荷之上八幡神社-青木酒造-佐古木駅

薬師寺・専念寺・弥富神社・証玄寺・荷之上八幡神社

写真1写真2

弥富駅から北上して、鮒浦町を薬師寺、弥富神社と西進する。尾西線を横断し、五明の証言寺に立ち寄る。小さな庭だが、カエデの紅葉が鮮やかだ。

写真3

東名阪道を北へ潜り、コースアウトして木曽川堰堤から多度山をしばらく眺める。送電線の鉄塔ばかりが目立つ風景だ。コーに戻って歩けばイチジク畑、伊勢湾台風までは栽培が盛んだったようだ。明治天皇焼田港御着船所跡碑にてボランティアから明治元年という行幸ルートの説明を聞く。

写真4

何故か鳥居が赤い荷之上八幡神社にハイキングコースは立ち寄る。周辺の民家は大方は愛西市側だが、神社はあま市側。地図を見れば複雑な市境界。あま市から愛西市に入り、あとは青木酒造を目指して歩くのみ。

青木酒造

佐屋配水場の円筒状の施設を遠目に見て、真っ平らな田園地帯を行列を作って歩く。市江小学校を過ぎると街らしくなり、佐屋高校を過ぎれば目的地の青木酒造に到着する。

写真5
写真6

創業は文化2年、木曽川の伏流水が仕込み水とのこと。小広い場内で日本酒の試飲の列に並ぶ。青い「米宗」のラベルの純米酒(若水100%、精米歩合65%)を四合瓶で2本仕入れた。新酒だ。飲めば濁り酒のような米の味が残る。これも良いものだ。

帰着地の佐古木駅までは少し距離がある。今日は風がなくて暖かい。日本酒の試飲で暖まり、背中のディバックは重い。歩くうちに汗ばんできた。

(作成 2013.12.08)