1. 鈴鹿山脈/登山日記

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須成神社・龍照院・山田酒造

概要

2013年2月10日、近鉄の酒蔵と史跡を訪ねるハイキング、「酒蔵みてある記」の山田酒造編。名古屋線・富吉駅(愛知県蟹江町)を出発し、蟹江町図書館、佐屋川創郷公園、蟹江町役場前、みちくさの駅「楽人」、足湯「かにえの郷」、尾張温泉・尾張稲荷大社、シルバー人材センターみどりの家、須成神社・龍照院、ようやく山田酒造へ。

さらに、蟹江川沿いに歩き、蟹江神明社、甘強酒造、銭洗尾張弁財天を経て蟹江駅まで。事前案内は歩行距離約9kmの一般向けとあるが、渡されたハイキング地図「蟹江町歴史散策と山田酒造『醉泉』」の距離表記は甘強酒造の位置で9.5kmとなっている。

富吉駅から尾張温泉まで

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多数のハイカーが富吉駅から東へ向かう。日光川、蟹江町図書館、佐屋川創郷公園を歩いて、地下通路で西尾張中央道を抜ける。蟹江町役場前を経由して第一目標の「みちくさの駅『楽人』」を覗いたが、施設内容を理解できず早々に通過。

学戸小学校の南側を廻って、西尾張中央道を歩道橋で渡り、足湯「かにえの郷」に到着した。説明板は、尾張温泉の敷地を無償で借りて、宝くじの普及宣伝事業として蟹江町が設置したと宣う。運営費を気にしながら通り過ぎる。

西へ曲がると尾張温泉の正面。水面上の空中楼閣に仰天する。地図に記載の尾張稲荷大社は温泉駐車場にあった。昭和57年の文字が見える。

風の宮

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コースを外れて日光川の堤防に登ると、水鳥の群れが水面に浮かび、カモメが飛ぶ。穏やかな日なので、図書館から堤防を歩いて来れば良かったと悔やむ。小さな社があるので見に行った。観音寺公民館があり、2本の幡が立つ。風の宮社。いかにも強い風が吹きそうな場所だ。

須成神社・龍照院

シルバー人材センターで温室を覗き、JR関西線沿いに東進。ハンバーグのマルシンを遠くに見て、三度、西尾張中央道を渡る。須西小学校からコンクリート護岸の蟹江川右岸堤防を歩き、須成神社に到着した。

神社に入ると「歓迎 近鉄ハイキング 須成へようこそ 新撰組パレード」の横断幕に仰天した。何故か、福引きの行列横で戸山流居合道の演武が始まり、見事に青竹を切り落とす。福引き待ちからの見物では失礼か。須成祭とか、十一面観音とか、木曾義仲とか、もうどうでも良い。演武が終わると富吉駅で1040人などとアナウンスが流れた。

山田酒造

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ようやく山田酒造に到着した。試飲して、せわしなく生酒を1本購入した。イベントには少し狭く、販売所も狭い。もちろん酒は旨い。

蟹江川左岸堤防

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蟹江神明社に地蔵堂、登録有形文化財の甘強酒造を見て、銭洗尾張弁財天から蟹江町図書館へ引き返した。

「蟹江町史」で風の宮を調べるが祭神の記載がない。別のものに、「支那都比古神、支那都比賣命 大字蟹江新田字川東26」とあるが、やはり志那都比古神だろうか。

(作成 2013.02.11)