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田光のシデコブシ自生地

概要

写真1

この自生地(三重県菰野町)は田光バス停から北東へ1kmほどにある。浅い谷状の地形で、谷沿いの農道にはササが茂っており、立入禁止標識がある谷の様子は見えない。しかし、この谷を横断する自動車道の橋上や、駐車場から南東へ350mほど下った見学場所からシデコブシが咲く様子を観察できる。

2024年4月2日

田光のシデコブシ

砂山の帰りに立ち寄った。満開を過ぎて、一部の木では花が痛み始めていた。ソメイヨシノの開花は名古屋で平年の四日遅れ、津で一日遅れとのことだ。

自生地周辺の一部でササや雑木が伐採されており、周辺道路からシデコブシを観察できるようになった。また、観察路が整備され、二ヶ所で谷へ下りてシデコブシへ近寄ることも出来る。斜面には階段状の耕作地跡があるので棚田だったのかも知れない。その代わり、自生地東端の桟橋状の観察路は撤去されていた。楠根ため側は変更なし。

2021年3月24日

田光のシデコブシ田光のシデコブシ
田光のシデコブシ

早くも満開。花も多い。しかし、見学用の足場が大きく揺れて恐い。大勢で乗るなと注意書があった。昨年に見付けた道路脇の小振りなシデコブシ(自生地北側の道を西へ、駐車場から約200m、民有地内)も良く咲いていた。

2020年3月26日

田光のシデコブシ
シデコブシシデコブシ
田光のシデコブシ

満開かと思うほど良く咲いているが、またツボミを残していた。暖かい冬だったので開花が早いのだろう。藤原岳、竜ヶ岳に残雪は見えない。

自生地北側の狭い車道を北西へ歩くと、「楠根ため」の西にある唐戸石(五輪塔)に達するが、途中、道路脇の畑に小振りなシデコブシ一株があった。花付きが良く、直近にて観察できるので都合が良い。

2019年4月4日

写真1 田光のシデコブシ

シデコブシは良く咲いているが少し時期が遅く、花が痛み始めていた。保護地域南東端の見学場所にて。

2017年4月5日

写真1 竜ヶ岳の残雪
写真2 シデコブシ、背後はサクラ写真3 シデコブシ写真4 ショウジョウバカマ

シデコブシは満開に近いものもあれば、三分咲き程度のものもある。今年はサクラの開花が遅く、鈴鹿山脈を見ると御在所岳北面から藤原岳展望丘まで残雪が見える。シデコブシの開花も遅れたようだ。天然記念物の指定地境界に杭を設置しているようで、溜め池周辺で測量作業が行われていた。周辺では白いタンポポが目立つ。

2016年3月26日

写真1 シデコブシ写真2 シデコブシ
写真3 シデコブシ見学場所写真4 シデコブシ

シデコブシはこの一週間で良く開花した。花は多い。見学者も多くて道路脇の駐車場は満杯だった。見学場所からは、目前に濃い紅色のシデコブシが見られる。見学場所を現在地にした理由はこの株が在るからだろうか。ため池側でも見学者に出会った。

シデコブシの花は大方は整った形をしておらず、開花して時間が経過すると花びらが紙垂のように風に揺らぐこととなる。写真は開花して間もない花ばかりだ。

2016年3月21日

写真2

田光のシデコブシは五分咲くらい。花見には少し早いが、何故か草臥れた花も多い。バラバラと開花したような印象がある。名古屋地方気象台のソメイヨシノは平年より7日早い3月19日の開花なので、この暖かさがシデコブシの開花に影響したのか。出会った見学者は昨年より花数が多いという。そうかも知れない。昨年の鈴鹿の山は花が少なかったのだから。写真上は道路橋上から西を見たもの。

見学場所は2年前と同様に、駐車場から南東へ約350m歩いて下り坂になったところ。現地を訪れた午後には次々と見学者が現れた。ため池付近の開花はまだ僅かだ。

2014年4月5日

写真1 シデコブシ、橋上から

川島町のシデコブシ自生地を見てから、久し振りに田光の自生地へ来た。シデコブシは満開だが花は痛み始めており、川島町より痛みが激しい。写真は自動車道から見たもの。写真左上は堤防上にある満開のサクラだ。見学場所(仮設桟橋)は自生地の南端付近に変更されていた。花に近寄れるので良い。

2009年3月21日

写真1
写真2 シデコブシ写真3 シデコブシ

橋上や見学場所から見えるシデコブシは7分咲くらい。タンポポ、ナノハナをなど見ながら、周辺の農道を歩くのも楽しい。名古屋気象台のサクラの開花は3月19日と随分と早かった。

2007年4月1日

写真1 シデコブシ

この日は花見には少し遅かったようだ。見学場所から間近に見える2本のシデコブシは、既に満開の花を散らせ始めていた。名古屋気象台のサクラの開花は3月23日、サクラの開花報道がある頃が良いのかも知れない。

(作成 2009.05.03、更新 2020.03.27)