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御在所岳日記

近鉄の酒蔵ハイキング(丸彦酒造)のあとに御在所岳へ。相変わらず右ヒザに不安があるので、今日もロープウェイで山頂を往復した。

登山日
2023年3月4日土曜日
ルート
ロープウェイ-御在所岳-ロープウェイ

松本城跡・丸彦酒造

近鉄ハイキングで四日市市内の伊勢松本駅から伊勢川島駅まで歩いた。目的地は丸彦酒造。駅の受付前には長蛇の行列があり、配布されたハイキング地図には236とあった。出発すれど大人数なので混雑して思うようには歩けない。

大方の人が無視する松本神社の階段を上がった。神社は松本城跡にある。城跡は南北に長い丘の上部が切り取られて広い平地になっている。山の神がある中央北と南端が少し高くなっているが櫓跡か。東側の一段低い神社は曲輪跡かも知れない。「松本城跡」の石碑によれば「1204年に起きた三日平治の乱で松本氏が本城を拠点にして戦った」と吾妻鏡にあるとのこと。城跡の北端から鈴鹿山脈が良く見えた。

写真1 鹿化川のサクラ並木写真2 丸彦酒造にて

鹿化川のサクラ並木を歩き、駅から1時間余で丸彦酒造に着いた。しかし、抽選や有料試飲の行列が長い。日本酒「ゆき」の小瓶(本醸造、濁り酒、500ml、700円)を購入して酒蔵の雑沓を出た。

御在所岳

伊勢川島駅から電車、バス(運賃400円、乗客2人)、御在所ロープウエイを乗り継いで御在所岳の山頂へ。三重交通は3月1日にバス運賃を値上げしている。

写真3 ロープウエイから本谷、大黒岩、鎌ヶ岳写真4 御在所岳
写真5 御在所岳写真6 御在所岳・一等三角点

レストラン入口の屋外気温計は1.1℃(12:50)。ソリ遊びの家族連れに混じって登山者もポチポチ。鈴鹿スカイラインのゲート前に自動車が8台。ロープウェイから見える中道駐車場にも何台かあった。見下ろす温泉街に雪は見えない。

写真7 酒粕を炙る写真8 日本酒「ゆき」

御嶽大権現の東側で座り込む。1月7日に伊藤酒造の蔵開きで購入した純米吟醸の酒粕を持参した。大昔、大先輩から酒粕を炙って醤油で食べると美味いと聞いた。20年間は山中で未使用だったIBS石井の値札付きバーナを持ち出したが、当然ながら酒粕の味でしかない。食べやすくはある。吟醸香由来なのか炙ると良い香がしたりする。マヨネーズは不適。丸彦酒造で購入した日本酒も酒粕の味がする。滓がやたらと多い。

ここは風を避けられて薄日も差す。開扉時に見たお堂の主は不動明王だった。知立市の総持寺(鈴鹿:御在所岳 2014-09-28)ではお不動さんに御神酒を上げている。不動明王は不飲酒戒とは無縁なので軒先をお借りした。問題は直近にある銅鑼の大音響のみ。

(作成 2023.03.10)