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御在所岳日記

右ヒザの痛みが残っているので、仕方なくロープウェイで山頂を往復した。白い六号塔では塗装作業をしているようだ。

登山日
2022年8月19日金曜日
ルート
ロープウェイ-御在所岳-ロープウェイ

記録

今年の夏は天候不順。晴れていても、何時、雨が降るか解らない。久し振りに山頂が晴れているようなので、午後にロープウェイで御在所岳に上がった。

ゴンドラへの乗車は15時30分頃。平日だが、下降してくるゴンドラに空車がなくて驚く。無縁だったトヨタカレンダーは、まだ盆休み中ではあるけれど。白い六号塔には下部に作業員の姿がある。塗装作業なのだろう。御在所ロープウエイは開業から60年以上が経過している。

写真1 御在所岳山頂から鎌ヶ岳を見る

赤トンボが飛び交う山頂は、それほどに涼しいとは思えないが、さすがに木陰に入るとひんやりする。時間に余裕はないが三角点を往復した。

写真2 御在所岳山頂、観覧車跡

16時過ぎだが、三角点では観光客の姿が入れ替わっている。リフトを利用するなら、まだゴンドラの終車時刻を気にする必要はない。

観覧車の基礎跡のベンチに座る人はなし。昔々、家族連れで三角点に来たとき、観覧車に乗れば琵琶湖が見えると聞いた。貧乏なので乗せてもらえなかったが、子供の目で見てもショボい観覧車ではあった。

写真3 御在所岳山頂部にて

リフトの営業はあと30分との放送を聞いて山頂駅に戻った。まだ、大気には透明感がなくて、知多半島や中部国際空港はボンヤリとしている。リョウブの花は残っていたが、ホツツジは見つからなかった。

15人ほどの待ち行列に並び、下りのゴンドラに1人で乗車したのは17時頃。ロープウェイの営業終了の時刻だ。六号塔が近づくと何か見える。

写真4 御在所ロープウエイ、六号塔
写真5 御在所ロープウエイ、六号塔
写真6 御在所ロープウエイ、六号塔
写真7 御在所ロープウエイ、六号塔

ゴンドラから窓越しの撮影なので、最後の写真には白っぽいモノが盛大に写り込んではいる。鉄塔を通過して振り返れば、ちょうど目が合う高さに4人いた。

この時刻に、サル梯子を登って、鉄塔の頂上付近で何をしているのだろうか。夕暮れ時の景色を眺めるには良いが、そろそろお家へ帰らなければならない。この人達の通勤事情が気になっていたのだが、まさか此所から赤いゴンドラに途中乗車しているのか。しかし、ゴンドラの出入り口は鉄塔の反対側にある。

写真8 特殊なゴンドラ

山麓駅で下車すれば、構内に怪しいゴンドラが一基あった。こちらの出入り口は鉄塔側にある。これを使用するのなら、通勤時間を大幅に短縮できるには違いない。そういえば、例年のロープウェイは夏季の週末に夕暮れの特別営業をやっていたはず。今年は音沙汰がなくて残念に思っていたのだが、塗装作業がある故か。

山麓駅から外に出れば、まだ観光客の姿がある。既にモンベルは閉店。土産物屋は営業を続けており、閉店が近い雰囲気の店内には何人かの客がいた。

(作成 2022.08.20)