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御在所岳日記

蒼滝トンネル西口から東尾根に登り、中道経由で山頂へ。疲れたので下山はロープウェイにて。アカヤシオが咲き始めた。

登山日
2022年4月9日土曜日
ルート
蒼滝公共駐車場-蒼滝不動-東尾根-中道-御在所岳-ロープウェイ

蒼滝不動

蒼滝公共駐車場から「湯の山かもしか大橋」の南詰に上がり、「湯の本」前から蒼滝遊歩道へ入った。入口には立入禁止の看板があるが、荒れた遊歩道は登山者が歩く分には何の支障もない。今年は道沿いのドウダンに花が少ない様子。終点からは樹木で蒼滝が見え難くなった。樹木を避けて北側の岩に上がれば滝の上部が見えた。

写真1 ドウダン写真2 ミツバツツジ
写真3 蒼滝写真4 茶屋跡なのか

少し戻って尾根を目指して登る。茶屋跡なのか、金属製の枠組み、陶器や硝子の破片、貝の空き殻、空き缶、ウイスキー瓶など散乱している。道が消えた急斜面をジグザグに登るが、転倒すればガラス片で怪我をしそう。尾根に乗って西へ歩けば蒼滝不動だが、賽銭箱の白っぽい板が目立つ。格子戸から手を突っ込む輩の対策に邪魔板を設けたのか。

地図の大きさ:600×150 600×400

地図の大きさ:600×150 600×400 説明:地図表示について

この地形図は、Garmin eTrex30 による軌跡を地形図に描画したものです。

東尾根

蒼滝不動から東海自然歩道を西進し、壊れたキリシマミドリシジミの案内板から電柱の道を蒼滝トンネル西口へ登る。現在、トンネルは補修工事で通行止。西口の上にある落石防止柵などはペンキ塗り立て。適当に登って蒼滝不動からの尾根に乗り、落ち葉で滑る岩混じりの急斜面を東尾根へ向かう。

写真5 蒼滝トンネル西口写真6 タムシバ
写真7 アカヤシオ写真8 タムシバと御在所ロープウエイ

東尾根ではタムシバの白い花が目立つけれど、アカヤシオはまだ赤いツボミだ。それでも探して歩けば2株ほど開花していた。小規模な岩場で例年のミツバツツジを探すが花芽がまったくない。何でか?

中道

小峠に出て、裏道-中道の連絡路を歩いて中道三合目の標識に出た。坂を少し下りてアカヤシオの開花を確認。ここが本日のアカヤシオ開花前線の位置だった。

写真9 タムシバ写真10 オバレ石にて

登山者が多い。体感気温はかなり高く、七合目以降、雪は残っているが氷はなし。この六日間、四日市の最低気温は10℃を超えている。

御在所岳

べたつく最後の雪面を登って富士見岩に到着すればマンサクの黄色い花。昨日、東京で街路樹として植えられたベニバナトキワマンサクに圧倒されたので、まあ、お前もガンバレと思ってしまう。

写真11 マンサク、富士見家羽にて写真12 山頂にて
写真13 カタクリのツボミ写真14 ザゼンソウ

植物園に残るカタクリはツボミ。昨年、「芭蕉池」の看板を下ろしたが、今後はどうするのやら。御在所ロープウエイは山頂部の池塘を散々に破壊している。

昨日は、時節柄、地下鉄の乗車が嫌で東京都内をかなり歩いた。出来心で浜離宮にシニア料金で入園もした。疲れているという理由が都合良く出来上がったので、ロープウェイでの下山とした。

御在所ロープウエイ

乗車場手前の階段の降り口まで行列があり、少々の時間待ちをする。換気窓を開けた旧タイプのゴンドラへ老年夫婦+単独+単独の相乗りになった。

写真15 鶯花荘

湯の山温泉では、3月20日に廃ホテル・鶯花荘で不審火があった。ホテル背後の泉源近くの樹木も焼けたようだ。森林火災が拡大しなくて良かったが、現場は三嶽寺のオバチャンが通してくれないので、今日は遠目に見てお仕舞いにしておこう。

行程表

7:30蒼滝公共駐車場
8:11蒼滝不動
8:25蒼滝トンネル西口
9:45中道三合目標識
12:39富士見岩
(作成 2022.04.10)