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御在所岳日記

好天の日曜日。中道は登山者が多く、一部で渋滞していた。今日は異常な程にペースが上がらず、大変に疲れた。

登山日
2019年9月15日日曜日
ルート
中道-御在所岳-峠道

御在所岳

写真1 伐採された木

朝寝坊をした。当然のように中道駐車場は満杯なので、山の家前を通過して道路脇スペースに自動車を置く。この時期にしては人出だ。

中道では菰野ICの供与開始以降も登山道の整備が続いている。オバレ石手前では石が階段状に並べられ、その脇では木が伐採されている。この付近には立派なタムシバがあったので気に掛かる。

無線機を携帯したヘルメット姿の下山者を二回見た。先週の死亡事故の故か。具体性に欠けるが、三重県警の事件事故情報に12日付けで記載がある。まあ、その割には地蔵岩で戯れている登山者がいるけれど。

写真2 御在所岳写真3 地蔵岩
写真4 アキノキリンソウ
写真5

今日は、まったく身体が動かない。日陰は涼しいので休憩の誘惑に逆らえない。華やかな色彩の登山者を見送りながらポチポチ歩けば、とうとう最後の鎖場で渋滞に引っかかる。そこへパトロール隊の腕章を着けた親父さんが現れ、ササ側のバイパスを使えとのお達しがあってスムーズに流れ始めた。

御在所岳山頂はロープウェイの観光客が多数。東南アジア系の外国人が多い。疲れたのでゴンドラに乗り三角点へ。そのゴンドラも乗車率8割を超えていた。

写真6 三角点写真7 三角点

今日は裏道を下山する元気がないので武平峠に下り、鈴鹿スカイラインを歩いて駐車地に帰った。運動不足にせよ、異常に身体が重いと感じる一日だった。

御在所岳の一等三角点について

菰野町図書館に立ち寄った。昭和54年発行の「御在所ロープウエイ20年のあゆみ」に御在所岳の一等三角点の記載(湯の山温泉の歴史)が次のようにある。

以前の地形図には標高1209.8mとあったので、冊子の記載には納得だが、現場の看板にある「標高1211.95米」は謎だ。

さらに、看板には「3916ft」と併記されているが、1211.95m / 0.3048 = 3976ft なので「3976ft」と表示しなければならないはず。「3976ft」を「3916ft」と誤記載したのか。一等三角点の案内板なら、位置を測地系変更後の数値に改め、標高も公式なものにすべきだと思う。

行程表

7:01中道登山口
10:47富士見岩
12:20峠道下山口
13:30武平トンネル東口
14:22駐車地
(作成 2019.09.16)