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御在所岳日記

中道でのアカヤシオの開花前線は1055m付近にあるが花は少なめ。裏年の様相だ。遅い時刻に出発したが、団体登山者による渋滞に引っかかって疲れた。

登山日
2017年4月30日日曜日
ルート
中道-御在所岳-ロープウェイ

鈴鹿スカイライン

鈴鹿スカイライン(国道477号)に入るとパトカーに出合った。鳥居道山キャンプ場には覆面パトカーも赤色灯を点滅させて停車している。以前は、車線の半分以上を塞ぐ悪質な駐車違反があったが、パトカーによる巡視のおかげで見なくなった。

帰宅後、三重県警察の「相談窓口・御意見・御要望・苦情・激励」窓口に、登山届の電子化要望とともに激励のメールを送った。

中道

11時過ぎ、中道登山口の駐車場に到着。目論見のとおり早起き登山者が開けてくれたスペースに滑り込む。しかし、駐車場南端から見上げる御在所岳には、まったくアカヤシオの花色がない。標高940m辺りの基礎上に建つ白い60m鉄塔が見えるのだから、視界に不足はないはず。裏年なのか、それとも開花が遅れているだけなのか。

写真1 キレットにて写真2 アカヤシオ、950mにて

地蔵岩への登りで渋滞の最後尾に並んだ。キレット手前の鞍部で登山道を塞いでいる団体が渋滞の先頭。これを追い抜く。次はキレットでの渋滞。これも団体登山者。正午を過ぎているが、この時刻、こんな所に団体がいて良いのだろうか。この団体の追い越しでペースを乱した。

写真3 七合目から中道を見上げる

七合目(1000m)から見上げる中道には、まだアカヤシオの花はほとんど見えない。開花前線は、この先の溝道の途中、標高1055m付近だった。

写真4 アカヤシオのツボミ写真5 テラス周辺、まだアカヤシオの花はない

テラスのアカヤシオはツボミが膨らんでいる。周辺では、早い花なら明日にでも開花しそう。最後に登山道の残雪を一握りして富士見岩に到着した。

カメラを向けたい程の花はあまりなかった。昨日午後、四日市の自宅周辺では、ただならぬ雰囲気の突風と降雨に見舞われた。鈴鹿の山も同様だろうが、それほど花が散ったり、ツボミが落ちたりした様子がない。もともと花やツボミが少ない為か、或いは団体に悩んで気付かなかっただけか。今日はとても疲れた。

御在所岳山頂

写真6 アカヤソのツボミ、朝陽台にて写真7 鎌ヶ岳

山頂朝陽台ではツボミが膨らんでいる。シンセサイザーが演奏されているが邪魔。風の音や小鳥のさえずり等の自然音と、自分自身の呼吸音や足音。これだけで充分だ。観光地で流されていた大音量の演歌と何処が違うのか。早々にロープウェイで下山した。ゴンドラへの乗車から自動車回収まで、裏道経由・昼食抜きで1時間足らずだ。

行程表

11:15中道登山口駐車場 出発
13:13富士見岩
(作成 2017.04.30)