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御在所岳日記

ロープウエイで往復。山頂部ではリョウブの花が多いが地味。そして暑い。

登山日
2016年8月5日金曜日
ルート
御在所ロープウエイ-御在所岳-ロープウェイ

御在所岳

写真1 御在所ロープウエイ6号塔・昼休み中写真2 御リョウブ

正午過ぎにロープウエイ駅に到着。御在所岳の山頂は雲のなか。正午の山頂気温は22度と表示されている。その山頂は涼しくはあるが物足りない。ほとんど風がないためか。夏休みの平日だが、観光客も登山者も意外と少ない。アゼリア前で60人くらい。小学生が多い。食堂はそれなりに混雑していた。

御嶽大権現や三角点を歩く。リョウブの白い花がたくさん咲いてはいるが、どうにも地味だ。ホツツジは見当たらない。朝陽台に戻り本谷への下山口を見に行くと周辺のササが伐採されている。以前はウツボグサが咲いていたが気配なし。雲間から陽射しがあると途端に汗が噴き出す。昆虫も少々鬱陶しい。シマヘビがうろうろしている。この時期、鈴鹿の山は早朝の御在所岳くらいしか適当な場所が見当たらない。

写真3 御在所ロープウエイ6号塔写真4 御在所ロープウエイ5号塔

ロープウェイの6号塔は塗装工事中。最上部に塗料の一斗缶が幾つか上がっている。背当てがない細いサル梯子を見ると、さすがに怖くなる。5号塔にも作業員が3人程、ボルトのトルクでも点検しているのか。それとも何かの電気工事か。

菰野町図書館

写真5 菰野町図書館にて

菰野町図書館に立ち寄る。2018年は湯の山温泉開湯1300年なのだそうで、地域資料の部屋には少しばかり関連の展示物がある。写真は1818年の御在所岳登山「おくやまふみ」と、1822年の鎌ヶ岳登山「冠嶽之記」の記録を解説したもの。

帰宅して三重県の大気の状況を調べると、正午の御在所岳は22.4度、同時刻の四日市は気象庁によれば31.5度。気温差は9.1度。御在所ロープウエイの宣伝のとおりには違いない。

(作成 2016.08.06)